中国史上「最長」の爆発(動画あり)

あえての華麗な爆発。

中国のインフラ開発ペースから見ると、16年前に作った道路なんてもう遺跡みたいなもの...とばかり、湖北省武漢を走る2車線の陸橋が取壊されました。もっと大きくて立派な6車線の高速道路が建設中なんです。でも、これだけの建造物を破壊するには周りの人や建物を巻き込まないように注意が必要です。そこでエンジニアたちは、爆風を布で押さえ込むことにしたんです。

陸橋周辺には多くの家が並んでいましたが、エンジニアの懸念はそれだけじゃありませんでした。ここには、10万ボルトの送電線と30本の地域ガス管、国営のガスパイプラインが道路と並行して敷かれているんです。爆薬をちょっと間違って配置しただけでも大惨事になりかねません。

そんな事態を避けるべく、陸橋は3.5kmにわたって布で包まれ、さらにワイヤで縛られました。この種の解体工事としては、中国では最長の距離でした。布で包まれたことで陸橋の破片は周囲に飛び散らず、さらに水や砂を入れた袋が、爆風のエネルギーや音、粉塵を吸収しました。

こうした周到な準備には時間がかかりましたが、爆発自体は30秒もかからずに無事成功しました。一方、新しい6車線道路の完成ももうすぐです。これほどの規模じゃなくても、きっと中国のあちこちで、作りながら壊しながら...って光景があるんでしょうね。

ITV via The Atlantic - Cities

Andrew Tarantola(原文/miho)