4Kテレビの4Kってなに?

2013.05.24 11:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

4k_bravia-title002.jpg


3Kプラスαじゃないからね!

2013年6月1日、ソニーもの凄いテレビを発売するんですよ。55インチで50万円前後の。「うわ高い!」と思う方もいるでしょう。でもこの価格、実は意外にも安いのかも。

なぜかというと次世代デジタル放送のリファレンスとなる4K解像度に対応しているからなんですね。

4K解像度とは、横のピクセル数が4000ピクセル近くにまで及ぶ画面解像度のこと。具体的には3840×2160ピクセルという長大かつ精細な解像度で、とにかくキメが細かい。つやっつや。まるで視力がすごくよくなったかのように、今まで見えなかったものも見えてきちゃうんです。

「地デジやブルーレイの解像度を超えているのに意味があるの?」という疑問、ごもっとも。

でも、最新テレビの高画質化技術というセッターが、地デジやブルーレイ、そしてDVDの映像をキレイキレイに整え直して、4Kの映像として魅力を大いに引き出してくれるんです。

だから次世代放送の夜明け前な今日現在でも、4Kテレビは大いに活躍してくれるんです。

そこでこの記事では、改めて、基本の4Kって何? というところから、今4Kってどうなの? ってところを見ていきましょう。


4Kは圧倒的に高繊細


130521_4k-size-4.jpg


SD DVDなどの画質。スタンダード
ハイビジョン(HD) 一部のPS3ゲームの画質
フルハイビジョン(フルHD) PS3の多くのゲームやブルーレイの画質


まずは基礎の規格から。上の画像はピクセルサイズを同じものと想定して映像解像度の面積を重ねたものです。

規格名だとピンときませんが、こうしてみると解像度が上がるごとに1画面におけるデータ量が増えていることがわかります。フルハイビジョンと比べても4Kは圧倒的に高繊細なんです。

だって対フルハイビジョンで4倍ですよ。対ハイビジョンだと9倍、SDと比べると24倍! そりゃあ綺麗になるってもんです。

もうひとつイメージして頂きましょう。次は4Kの高精細さを基準値として、SD、ハイビジョン、フルハイビジョン、4Kの画面サイズがすべて同じとした場合のサンプルをご紹介します。

具体的には幅640ピクセル=4Kと想定して、フルハイビジョンは1/2、ハイビジョンは1/3、SDは3/16の解像度となる画像を作ってみました。SDだけ縦横比が4:3なので、上下に黒帯を入れています。


130524_cat_480.jpg

SD

ぼけぼけですね。


130524_cat_720.jpg

ハイビジョン

少しよくなりましたが...


130524_cat_1080-3.jpg

フルハイビジョン

あぁ、もうちょっと


来年からテレビ放送も! ソニーが発表した4Kテレビの4Kってなに?

4K

これでやっとクッキリ!

画素数にすると、SDは約35万画素、ハイビジョンは約92万画素、フルハイビジョンは207万画素となります。そして4Kは829万画素。4Kがずば抜けて高繊細であり、従来より遙かに綺麗な映像表現ができるのもわかる気がします。


4Kソースがなくたって4Kテレビの魅力は大きい


ここでさっきの疑問をもう一度、どん。

地デジやブルーレイの解像度を超えているのに、4Kって意味あるの?

もう一度言いましょう。あるんです。少し技術的に詳しく説明しましょう。

Photoshopなどの画像レタッチソフトを使ったことがある方は、バイキュービックとかバイリニアという言葉に見覚えはありませんか? 

これらは画像を拡大するときにピクセルをその色のまま大きくするのではなく、周囲の色情報に合わせて補間し、自然で滑らかなトーンを再現するアルゴリズムなんです。


4Kテレビの4Kってなに?


実は同じように4Kテレビも映像の補間がめっちゃ得意。最新の超解像技術でSD画質~フルハイビジョンの映像ソースを、4K解像度にマッチするように、スムースなグラデーションになるようなお化粧でアップスケーリングを行ってくれるんです。

これのおかげで地デジやブルーレイなんかのフルハイビジョンコンテンツも、4Kクオリティで楽しめるというわけです。

さらに、このアップスケーリングを前提にして、最適な形で4Kマスタリングされたブルーレイシリーズ「Mastered in 4K」なんかだと効果は抜群です。

これも規格上はフルハイビジョンの映像ですが、もともと4Kにアップスケーリングすることを前提とした4K環境でマスタリングしているため、今回発表されたソニーの4Kテレビ「X9200A」で再生すると圧縮時に失われた信号成分を蘇らせてくれて、通常のブルーレイのアップスケーリング映像よりも輝く美しさが手に入るというわけ!

同様に、BS放送の世界遺産も要チェックなコンテンツです。4Kのテレビカメラで撮影された特別版を、6月から毎月1回の頻度で2014年3月まで放送予定とのことなので、これもまた最新テレビのスゴさを体感できる良コンテンツになるはず...!


2014年には4K放送がスタートするかも!?


それでも4Kの映像が楽しめなくちゃイヤ! という方にもニュースです。

総務省は4Kの放送を2014年7月から、世界で初めてスタートさせる予定なんだそうです。来年の7月といえば2014 FIFAワールドカップですよ。ブラジルでの開催ともあれば、試合だけではなく周囲の盛り上がりもかなりのものとなるでしょう。

あの熱気・熱狂を自宅で、4Kクオリティで見られるとあれば魅力は大!

4K...このビッグウェーブに、乗るしかないのかも!


※記事を修正致しました。ご指摘ありがとうございました。

ソニー

(武者良太)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
特別企画

Makerの力でスナックの粉問題を解決する噂の動画。湖池屋さん…なんでこんなものを?

PR

スコーンスコーンコイケヤスコーン♪ スコーンスコーンコイケヤスコーン♪ スコーンスコーンコイケヤスコーン♪ カリッとサクッとおいしいスコーン♪のテーマソングでおなじみ、湖池屋のスコーンがさらなる魔力...
続きを読む»