【インタビュー】日本初3Dプリンターものづくりマーケット「rinkak」代表にもろもろ解説してもらった

【インタビュー】日本初3Dプリンターものづくりマーケット「rinkak」代表にもろもろ解説してもらった 1

3Dプリンタ流行ってますねえ。

日本初3Dものづくりマーケットrinkak(リンカク)」のクローズドβ版がリリースされました。商品の3Dデータをrinkakへアップロートすると、オーダーに応じてその商品が3Dプリンタで製造され販売することができるサービスなんだそうです。

そこでたまたま近くにいた代表の稲田雅彦さんにインタビューしてみました。

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【質問1】このサービスの新規性についてご説明ください。

新規性1:モノのデータ化がもたらす、製造設備フリーのものづくり

製造設備が必要なしにモノがデータから生まれるようになることで、これまでものをつくることができなかったプログラマー、デザイナー、一般生活者の方々がじぶんたちでものをつくり、販売することができるようになる。

新規性2:3Dプリンタでしかできない自由自在な表現性

従来の金型を使ったものづくりではできない複雑形状(編み目や鎖のような形状、曲線の多い形状など)が3Dプリンタではつくることができ、いままで表現できなかったものづくりの自由な表現が可能になる。

新規性3:ものづくりC2Cマーケットプレイスがもたらすものづくりの自由競争

つくり手、つかい手がダイレクトに繋がるマーケットプレイスにより、流通チャネルなどの意向に縛られない、より公平で自由なものづくりの競争環境が生まれる。

新規性4:多様なものづくりプレイヤーの参入によるイノベーションの促進

これまで企業や一部の人でしかできなかったものづくりが、多様な分野のクリエイター、企業、個人でも製造・販売できるようになることで、今まで考えられなかったプロダクトが生まれ、イノベーションが大きく進む可能性がある。

新規性はまさにモノをビット(データ)として捉えたビジネスモデル、サービス体系である点です。必要な時にモノ化することで、クリエイターさん側、サービス側双方にメリットが生まれ、プロダクト開発が活発化することで、最終的にユーザーさんにも多様なプロダクトが提供できるメリットが生まれていくと考えています。

【質問2】基本的に3Dモデリングが出来る人のみを対象としたサービスですか? モデリングからのサポートはありますか?

初期段階はモデリング出来る人が中心にはなりますが、モデリング出来なくても簡単にプロダクトをつくれる様なコンテンツ、ツールは随時提供予定です。

【質問3】商品の値段設定はデータアップロード者が可能ということですよね?

こちら仰る通りです。

【質問4】アップロード者は基本無料で一連のサービスを利用可能なのですか? 会費などかかったりします?

基本無料で一連のサービスが利用可能です。

(但し、プロダクト掲載料は10プロダクトまでは無料。

それ以降は一プロダクトあたり約50円の掲載料がかかります。)

初期登録キャンペーン期間中はプロダクト掲載料何プロダクトでも無料です。

【質問5】プリンタは貴社のものですか? だとすると機種はどんなものですか? 精度として満足のいく仕上がりになるのでしょうか?

プリンタは提携している製造会社さんのものになります。精度は素材によって異なりますが、コンシュマー向けのプリンタでなく高精度なプリンタを用いているため、満足度のいく仕上がりになるかと思います。(精度を保証するためにクリエイターさんには適切な素材を指定頂く機能を設けています)

【質問6】金属出力には対応していますか?

初期はシルバー、ステンレスが対応しており、チタンは対応しておりません。ただ随時、対応素材は追加予定です。

【質問7】発注からどれくらいのスピードで納品されるんでしょうか?

素材および製造稼働状況にもよりますが、1〜4週間の間となります。

【質問8】塗装サービスはありますか?

初期は塗装は対応しておりません。ただニーズによりますが塗装サービスも検討しております。

【質問9】Shapewaysに似ているってGIZライター仲間の武者さんが言ってました。

shapewaysに似ているという点ですが、マーケットプレイスという点では似ております。ただ、rinkak開発メンバーの強みなどを考えると、今後の展開はかなり異なってくるかと思います。

shapewaysは元々CADまわりなどプロダクト業界に強い面々で、rinkakメンバーはWEB・ソフトウェア&ハードウェア・メディア・コミュニティ運営に強く、文理芸が融合したメンバーで行っています。

MITビット・アンド・アトムズセンター所長のニール・ガーシェンフェルド氏が取り上げている<アトム(モノ)とビット(データ)>の取り扱いを境界なく縦横無尽に行うことで、モノ・プロダクトとコンテンツを結びつけた、サービス開発も行っていく予定です。

というわけで、なんか面白そう。3Dプリンター持ってないけど、3Dモデリングできるからこのスキルを活かして副業したいとか、そんな人は使ってみたらいいのではないでしょうか??

rinkak

(西條鉄太郎)