PRISM事件でオバマ「多少のプライバシーの犠牲は我慢しろ」(動画)

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(IDGAF=I Don't Give A F***)

米政府が全国民のネットの行動を監視するPRISM事業携帯メタデータ回収を極秘で進めていたことがわかり、今アメリカは大揺れ。

渦中のオバマ大統領はちょうど間の悪いことにシリコンバレー訪問中で、重鎮たちの豪邸を回って政治献金集めの最中でした。今回のスキャンダルに関してはこんな心がドヨ~ンと悲しくなるような発言をしてます。

国民に内緒で何年(6年?)も前から国民のプライバシーを踏みにじってきたことに対し、アメリカ合衆国大統領には全く罪の意識がないんですね。それがわかる箇所を記者会見から少し拾っておきます。よ~いどん。

・「国会議員は全員このプログラムについてブリーフィング(説明)を受けている」

・「今回明るみになったプログラムは2つとも、元々国会の承認を受け国会に何度も認可されたものだ」

・「これらは2006年から何度も両党一致多数の同意を得た上で許可されてきたプログラムだ」

・「情報漏えいは容赦しない。これらのプログラムが機密扱いなのにはそれなりの理由があるのだ」

・「(セキュリティをとればプライバシーが犠牲になる)若干のトレードオフはやむをえない」(6:18)

・「少々のプライバシー侵害」(6:58)

・「100%のセキュリティを求めるならプライバシーも100%とはいかない」(7:29)

・「我々が何をしているのかについては、法に従い選出された国民の代表(国会議員)に何度も説明してきた」

つまり、自分たちは内々でずっと知っててやってることなのだからオッケーなのだと...。それって「あんた絞め殺しても罪にはならない。だって自分で自分が何をやってるのかはわかってるんだし、ママにもOKもらったんだもん」って言うのと、どこが違うんだろ...。

確かにセキュリティとプライバシーは二律背反で、一方をとれば他方が犠牲になるという側面はありますよね。それについては誰もそうじゃないなんて言ってません。 「アメリカ国民はPRISMが十分な監視下に置かれてこなかったことを問題視してるんだな」って前提で「着任後監視を強化した」とか正当化してしまってるところが既に狂ってます。自分たちは最初からわかってやってることだって開き直られても「想像を絶する酷さだな」って思うだけなんですが...。

BRIAN BARRETT(原文/satomi)