こんなに美しかった...。宇宙に浮かぶ円形プリズム「環状星雲」の内側が明らかに

こんなに美しかった...。宇宙に浮かぶ円形プリズム「環状星雲」の内側が明らかに 1

環状星雲の姿は、天文学で共通のイメージを持たれていました。しかし、ハッブル宇宙望遠鏡の新しい写真によって、その内側はイメージと相当違っていたことが明らかになりました。

ハッブル宇宙望遠鏡の高視野カメラ3が捉えた今回の写真では、輝きを放つガスのベールが、これまで観測されていた形とは実際かなり違っていますね。米テネシー州ナッシュビルにあるヴァンダービルト大学のロバート・オーデルさんは、次のように解説しています。

「ハッブルの詳細画像を見ると、この星雲は歴史上考えられていた形とは全く異なっていることが分かります。今回の観測画像はかなり鮮明に細かい部分まで捉えていますが、私たちがこれまで考えていたほどシンプルではないことを示していますね。中央部分も物質で満たされてる環状星雲は、ベーグルというよりむしろゼリーでできたドーナツのようです」

なんて美しいゼリー・ドーナツなのでしょうか...。

研究者たちは、環状星雲の末路をこのように詳しく研究することで、60億年後に訪れる太陽の死について理解を深めることができるそうです。もちろん、その答え合わせをすることはできませんが。

NASA

Jamie Condliffe(Rumi 米版