中国と米国、異例のトップ会談。ハッキング問題解決へ、前進なるか?

中国と米国、異例のトップ会談。ハッキング問題解決へ、前進なるか? 1

習国家主席の訪米で。

中国から米国にひっきりなしにハッキング攻撃があって、兵器の設計情報が盗み出されたりしています。あまりにひどいんで、先月には米国防総省が中国政府をサイバースパイとして名指しで非難したりもしています。そしてニューヨーク・タイムズによれば、今ついに中国と米国の間で、定期的なハッキングトークを始めようとする動きがあるようです。

対話は7月に始める予定。来週金曜日、今年春に中国国家主席に就任した習近平氏とオバマ大統領が、カリフォルニアのランチョ・ミラージュで異例の非公式なトップ会合を開く。そこでは両トップの今後の関係の基盤作りが行われ、北朝鮮の核脅威問題といった継続的な課題への対応に役立てられるものと見られる。

米国当局は、これで中国からの日常的なハッキングが急減するものとは考えていない。(略)しかし、今後の定常的な会合実施の交渉に関わる米国高官は金曜日のインタビューで「何らかの規範とルールを設ける必要があるだろう」と語った。

今回の会合は、大問題解決のためのごく小さなステップに過ぎません。ハッキングには、目に見える戦争ほどの痛みは伴わないかもしれませんが、目に見えない分だけ対応が難しいのでしょう。でも仮に、お互いのデジタルインフラを全滅させるようなことはしないってことで合意できれば、それだけでも良いスタート地点と言えそうです。

The New York Times 、Image by scyther5Shutterstock

Eric Limer(原文/miho)