Googleリーダーはこんな使えないもののために終わるのか...

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グーグルがGoogleリーダーを7月1日をもってサービス終了すると発表した3月の段階では、

・基幹プロダクツに注力するため

・利用の減少が影響した

という説明でしたが、グーグルの上の人がワイヤードにGoogleリーダーを潰す本当の理由、終了後の穴は何で埋めるのか、を明らかにしました。それ読んでまたドヨ~ンと落ち込んでしまいましたよ。

グーグルのニュース&ソーシャルプロダクツ上級ディレクターのリチャード・グリングラス(Richard Gringras)さんはこのように話しています。

「今のカルチャーでは、ニュースはほぼコンスタントに入ってきて同時進行で消化しているのが現実だ」

そりゃそうだけど、それって単にグーグルのデータマイニングが思うような成果あがらないまま時間の無駄で終わってしまったってことなんじゃ...って思わなくもないですが。

要するにGoogleリーダーが始まった頃とはニュースの消費の仕方も様変わりした、みんなツイッターなどのサービスに移行して、モバイル端末で四六時中ニュースは読んでいる(RSSリーダー四六時中読んでる人もいるかもしれないけど、それはさておき)、もはやグーグルにとっては(ユーザーにとって、というより)リーダー継続する旨みがなくなった、ということですね。

では、グーグルは終了後の空白を何で埋めるつもりなのか? そちらはもちろん、既存のNowとPlusです。

でも、どうなんでしょうね。AI(人工知能)でユーザー行動を分析して現行動に関連するコンテンツを表示するっていうのがNowの試みですが、同じことは他社もいろいろトライして軒並み失敗してますからね。ユーザーが読んで面白いと思ったものをベースに興味もちそうな記事を掘り出してくるのはZiteのようなサービスも何年も前からやってますが。レコメンデーションは思ったほどうまく機能していないのです。Pandoraのおすすめもイマイチだし、Netflixも。人の好みというのはマシンの理解を超えているのかもしれません。人力でだって難しいもんね。

グリングラスさんはさらに、「各ユーザーの興味を反映したピッタリな情報をピッタリなタイミングで最適な媒体を通して各種[Google]プロダクツ全般に出す幅広い手法」の開発も検討中だと話してます。

あるニュースを読むタイミングを知ることと、そのタイミングで読みたそうなニュースを表示することとは別物じゃないかと思うのだけど...。関連広告も今ひとつなグーグルに、こっちの読みたい記事なんてわかるのかなぁ...

RIP、Googleリーダー。7月1日には墓石に1杯注いであげるよ。

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PETER HA(原文/satomi)