ノキア Lumia 1020発表! とにかくカメラがすごい(動画あり)

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4100万画素で、ズームしてもくっきり。

今どきのスマートフォンのカメラってすごく高性能で、昔の携帯電話で撮った写真とは比べものになりません。それでも、ハイエンドなコンパクトデジカメ(たとえばキヤノンのPowershot S95とか)には見劣りしています。でもノキアが発表したLumia 1020は、そんな今までのスマートフォンカメラとはちょっと違うようです。

Lumia 1020のカメラは画素数41メガピクセル、Flickrで見つかったリーク写真によるとF値は2.2です。同じノキアのPureView 808がF値2.4だったので、それより値が若干小さくなっています。アスペクト比は16:9または4:3です。PureView 808と同様に、「オーバーサンプル」技術で複数の画素情報をひとつにまとめた非常にシャープな5メガピクセルの画像もフルサイズの画像と同時に保存できます。この仕組みは、Lumia 1020では動画でも使えます。

 

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Lumia 1020ではズームに関してかなり技が効いているので、その仕組を簡単に説明します。通常のデジタルズームでは、指定した部分の画像を拡大して周りをトリミングすることで「ズーム」した画像を作っています。でもLumia 1020では画素数がものすごく多いので、3倍ズームまではデジタルズームしても元の画像を拡大する必要がないくらい、十分なピクセルがあるんです。なので拡大によるノイズが入らず、上の画像にあるようにズームしてもくっきりした画像が得られるということです。

41メガピクセルのセンサーには、Lumia 920や928にもあった光学手ブレ補正も搭載されています。これによって手ブレ補正の機構が一新され、センサーの周りにはボールベアリングが並んでいます。

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筐体はこれまでのLumia同様、カラーポリカーボネートですが、背面にはカメラを収める大きな丸いふくらみがあります。画像として見る限りは問題なさそうですが、実物を見た印象も後ほどお伝えします。色は白、黒、黄色のバリエーションがあります。

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また、新たなカメラアプリとして、Nokia Pro Cameraが搭載されました。これはマニュアル設定に簡単にアクセスできるもので、たとえばマニュアルフォーカス、露出、ISO、シャッター速度といったコントロールができます。右側にはいろんな設定のためのダイアルがあって、親指でスライドして使えます。デモで見た限り、かなり良さげです。長時間露出とか、ペンライトアートみたいな、デジタル一眼レフみたいな技も可能です。

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Lumiaのカメラを他のデベロッパー製アプリから動かすためのSDKも提供されています。すでに、CNNやVyclone、Yelp、Foursquare、Pinterest、Hipstamaticといったアプリが対応を予定しています。

PureView 808は、OSは末期のSymbianでありながら、かなり濃いファン層を獲得していました。その理由は、とにかくすごいカメラが、(ある程度)コンパクトな電話に搭載されているということでした。Flickr上でももっとも人気のあるカメラフォンのひとつです。つまり、Flickrで写真を共有するような写真好きから支持されているってことです。Lumia 1020も同じくらい良いもので、さらにレンズがちょっと改善されていたり、Lumia 920や928の手ブレ補正機構もあったりします。つまり、我々が高く評価してきたLumia 928とPureView 808が合体したようなものなんです。

さらに着脱可能な「カメラグリップ」ケースがあり、これは外付けバッテリーパックとしても使えてお値段80ドル(約8000円)です。静止画用のフラッシュはLumia 928と同じ、優秀なキセノンフラッシュです。

実際に高品質なコンパクトデジカメと比べてみるまで断言はできませんが、発表を見た限りでは、かなり面白い端末になっています。

カメラ以外のスペックとしては、OSがWindows Phone 8、スクリーンは4.5インチのAMOLEDで解像度はLumia 928と同じ1280x768です。Lumia 920と928のディスプレイはスペック上は同じでしたが、928の方がくっきりしていたので、Lumia 1020も928のような感じだといいですね。プロセッサが1.5GHzデュアルコアのSnapdragon、RAMは2GB、ストレージは32GBとなっています。

ノキアはさらに、自前の地図アプリ「Here」や、そこでのAR(拡張現実)系機能も紹介していました。ただし残念ながら、Hereにはニューヨークみたいなよく使われそうなエリアでも、地域のお店とかの情報が古かったり抜けていたりしました。見た目は良いんですが、若干ハリボテで、中身はちょっと残念です。が、とにかくLumiaには全てこのHereが搭載されてきます。

今のところ、Lumia 1020は米国内でAT&T限定提供になっています。発売は7月26日、予約販売は7月16日開始、価格は2年契約が条件で300ドル(約3万円)です。グローバルでの発表は今四半期中...ってことは9月末までにされる予定です。

Kyle Wagner(原文/miho)