廉価版iPhone、労働監視団体からも「作ってた」と証言

廉価版iPhone、労働監視団体からも「作ってた」と証言 1

思わぬ方向から証言が。

アップルの下請けメーカーのひとつ、ペガトロンに労働環境監視NPO中国労工観察の調査員が潜入し、工場の労働条件の劣悪さを報告しています。が、彼らが伝えているもうひとつの大事なこと、それは廉価版iPhoneの存在です。

中国労工観察の目的は、工場で働く作業員の賃金や労働時間、労働環境といったものを調査し、評価することでした。が、彼らの報告書(PDF)の中の、調査員が工場に作業者として潜入した際の日記(報告書の28ページ)には、これまで噂レベルだった廉価版iPhoneの存在がはっきりとつづられていました(強調は訳者)。

今日の仕事は、iPhoneのプラスチックの背面カバーに、組み立てラインでの傷を防ぐ保護フィルムを貼る作業だった。このプラスチックカバーのiPhoneは、アップルが間もなく市場に売り出そうとしているものだ。

作業は非常に簡単で、先輩作業員から5分ほど指示を受けた後はひとりで作業できた。保護フィルムひとつ貼るのには大体1分くらいかかった。この電話はまだ大量生産に入っていないので、量はそれほど重要ではない。それで我々の仕事は、大量生産スケジュールに入った部署よりもスローペースになった。

廉価版iPhoneに関しては続々情報リークされていて、もはや発売は不可避だろうと思われます。直近では中国のブログWeiPhoneが「iPhone 5C」と明記されたプラスチックの外箱の画像を公開しています。

とはいえ、廉価版iPhoneが本当に本当に発売されるかどうかは、ティム・クックがそれを手にして現れるまでわかりません。でも今回、実際工場にいた人の証言が加わったことで、廉価版iPhoneが間もなく登場する可能性はますます濃厚になってきました。

China Labor Watch(PDF) via The Next Web

Ashley Feinberg(原文/miho)