ソーラー飛行機が長すぎる飛行期間を終えて全米横断の新記録を樹立

ソーラー飛行機が長すぎる飛行期間を終えて全米横断の新記録を樹立 1

もうこんな長距離が飛べるのか。

太陽光エネルギーだけで動く有人のソーラー・インパルス(Solar Impulse)が、ソーラー飛行機として初めて全米横断飛行に成功しました。

45mph(時速72.42km)の速度で飛ぶソーラー・インパルスは、サンフランシスコを5月3日に離陸してから全米各都市を転々としながら、約2ヶ月の期間をかけて最終目的地であるニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に到着しました。

しかしゴール着地の前夜になってトラブルが発生。8フィート(約 2.5メートル)の裂け目が翼に入っていることが見つかります。長時間飛ぶことは危険と感じたチームは、当初の予定を1日早めて現地時間6日の夜11時に着陸して、横断飛行を完了させました。本来でしたら、自由の女神との周りを飛んでいる写真も撮影される予定だったそうですが、残念。

ソーラー・インパルスは約1万2千個の太陽電池が埋め込まれた翼に、重量800ポンド(約363kg)のバッテリーを搭載した飛行機。今後の活動予定は、 2015年に世界一周を目指すそうです。

もしソーラー飛行機がこのまま技術進歩していったら、ジェットエンジンの旅客機も動力にソーラーパワーを採用する日がいつか来るかもしれませんね。実用化が待ち遠しいです。

Image credit: Solar Impulse

BRIAN BARRETT(米版/鴻上洋平)