米軍極秘施設「エリア51」、政府がついに存在を認める

米軍極秘施設「エリア51」、政府がついに存在を認める 1

で、UFOがいたのかどうか…はまだ。

米国ネバダ州に、今まで米政府が公式には存在を決して認めなかった、でもそれだけにいろいろな憶測やリーク情報があった「エリア51」という地域があります。でも最近情報解禁されたCIAの報告書で、米政府がその存在をついに認めたことがわかりました。その報告書は、高高度偵察機「U-2」の歴史を詳細に記したものです。

その報告書「U-2の秘密の歴史(The Secret History of the U-2)」を発行したのはジョージワシントン大学アメリカ国家安全保障アーカイブです。報告書では、米国が冷戦時代に航空機を極秘にテストするために使った施設として、エリア51が何度も言及されています。さらに、エリア51がネバダ州の土地に作られた経緯も以下のように記されています。

1955年4月12日、リチャード・ビセルとオズムンド・リトランド大佐(プロジェクトスタッフ内の空軍の上官)は、ケリー・ジョンソンとともに、ロッキードの主任テストパイロット、トニー・レヴィエが操縦する小さなビーチクラフトの航空機でネバダ上空を飛んでいた。彼らはグルーム湖として知られる塩類湖底のそばに滑走路のように見えるものを発見した。原子力委員会のネバダ核実験場の北東角の近くだった。

彼らは地上に降り立つと、そこが極秘テストを行うのにふさわしい場所だと結論付けました。それから数十年経ち、エリア51はエイリアンやUFOが登場する噂の的になっていきました。でも「エリア51」という名前は、そんな楽しげな雰囲気のない、冷たい感じです。なので関係者は、もっと良いイメージを持たせようと努力したようです。報告書にはこうあります。

エリア51は、現在公開された地図にある小さな長方形の地域で、それより大きなネバダ核実験場の北東角に接している。この新たな施設について作業員らに魅力を感じさせるべく、ケリー・ジョンソンはそれを「Paradise Ranch(パラダイス牧場)」と呼んだ。が、すぐに「Ranch」と省略されるようになった。

そんな風にエリア51はこれまで極秘扱いされてきたんですが、だからってみんながその存在を知らなかったとか、架空の存在だと思っていたというわけでもありません。なので政府が認めたことそのものは「あ、やっぱり」ではあります。でもこれによって、今までエリア51に密接に関係するために非公開となっていた多くの文書が、今後もっと公開されていく可能性が出てきました。

ただ、今回公開された文書の中にも黒塗りの部分があります。そんな部分には、もしかしたら超極秘のUFOとかエイリアンに関する情報が書かれていたのかもしれませんね…。

The Atlantic Wire

Ashley Feinberg(原文/miho)