6K RED Dragonで撮った静止画すごいタマゲる

6K RED Dragonで撮った静止画すごいタマゲる 1

高級モジュラーシネマカメラ・メーカーのREDが、映画監督向けに開発中の6K Dragonセンサーはディテールとダイナミックレンジが尋常じゃないレベル! …それがわかるのが、こちらの映像から切り取った静止画です。

撮影したのは、あの『Timescapes』を撮ったトム・ロウ(Tom Lowe)さん。今度はRED Dragon片手にスリランカを旅して撮り貯めた映像でIMAX『A Thousand and One Nights』製作中なのですが、これはその映像からのヒトコマです。

6Kセンサーについてトム・ロウさんはこう語っていますよ。

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僕の一番の目標は、ダイナミックレンジでセンサーが処理しうる限界の限界まで押し上げることでした。

雲が2つ映っていますが、実はこの雲と雲の間に太陽もあって、象は完全に逆光なんです。ここではバウンスも光源も一切使用していません。100%自然光です。

因みに象の皮はかなり黒い。だから空の光をここまでおさえて、尚且つ象の顔と皮まで見えるなんて信じられなくて、撮影クルー全員がモニターに釘付けでした。ほとんどのカメラではこうはいかなくて、基本、シルエットしか見えないでしょう。

このフレームはISO 1000、6K解像度(6144x3072)、85fpsのRAWで撮ったものです。

このセンサーは最大6K×100 fpsで撮影が可能。微細な映像だけでなく、静止画はひとコマひとコマ19MPでキャプチャできるんです。

以下はRAWからHDにスケールした静止画。上のはグレード処理前、下のは彩色師イアン・ヴァートヴェック(Ian Vertovec)さん(映画『ザ・ソーシャルネットワーク』、『ドラゴン・タトゥーの女』担当)の手による最終グレード処理後のものです。

6K RED Dragonで撮った静止画すごいタマゲる 2

6K RED Dragonで撮った静止画すごいタマゲる 3

おまけ。6Kで撮影後、4Kにダウンスケールした静止画(グレード処理なし)。

6K RED Dragonで撮った静止画すごいタマゲる 4

まあ、「6Kに匹敵する解像度(6144 x 3072)ない画面で見ても6Kの真価はわからない」という真っ当なご指摘もありますが、6Kで捉えたディテールはダウンスケールしても消えないので、ズームインすると違いがわかりますよん。

RED Dragonセンサーは来月発売、気になるお値段約3万ドル(296万円)です。お金貯めないと!

*トム・ロウ氏の取材協力に感謝。氏のプロジェクトの詳細はDreamcore Picturesで。

MICHAEL HESSION(原文/satomi)