MT車の運転が面白いように習得できるギア(動画あり)

MT車の運転が面白いように習得できるギア(動画あり) 1

タッチ、マウスクリックで用が済むこの世界で、マニュアルトランスミッション(MT)の車を華麗に乗りこなす快感は何物にもかえがたいもの…ですが、ビデオゲームで育った世代にはちょっと壁ですよね。

そこでフォードのエンジニアがつくったのが、こちら。3Dプリントして造ったスマートシフトのノブです。

これをギアの先っぽに被せて運転すれば、ギアチェンジが必要になるとプルプル震えて知らせてくれるんですよ~はい~。何速に切り替えたらいいか数字まで表示されるんです! 動画で見てみましょう。

なんかムダにエンジニアのザック・ネルソン(Zach Nelson)さんを長く撮ってる気もしますが、えーと、中にはXBox 360のコントローラが埋め込まれています。

震えるタイミングは、燃料効率を最大に高める(=RPMを最小にキープする)モードに設定したり、加速を重視するモードに設定したりできます。

Arduino内蔵コントローラとAndroidタブレットは車内の診断システムでやり取りが可能で、エンジン内の状況を眺めながら、最適なシフト切り換えポイントを割り出してくれるんですね。

最寄りのフォード取扱店で今すぐ発売になるわけではありませんが、フォードの車載電子機器向けのオープンソースシステムで使えるので、自分で3Dプリントして組み立てればこれと似たようなものを造ることは可能

根っからのシフト好きからは「む~そんなもの生まれつきの勘でわかるでしょ!」という呻き声が聞こえてきそうですけど、クルマ好きの我々も「このまま減れば早晩MT車が消えてしまう!!!」と嘆くばっかりで、3本ペダルのダンスをより多くの人に教える方法を考える方がおざなりになってますよね。

こういう技術があったら、初めての人もとっつき易くなります。それでMTに乗り換える人が増えるんなら全力で応援したいですね。車の製造は機械に全部奪われても、人間にはまだ運転する楽しみが残されているのだから。楽しまなきゃ。

Ford via Wired

ROBERT SOROKANICH(原文/satomi)