テスラ・モーターズ、3年以内に自走車開発へ! って、どうやって?

テスラ・モーターズ、3年以内に自走車開発へ! って、どうやって? 1

100%を求めない。

テスラ・モーターズが、自分で走る車、自走車開発レースへの参戦を表明しました。今週フィナンシャル・タイムズとのインタビューで同社のイーロン・マスクCEOは、今後3年以内に「オートパイロット」で走る車を開発する意向について語りました。

自走車については日産が「2020年までに発売する」と発表していますが、3年後といえば2016年、つまり日産を追い抜き、このレースの先頭に踊り出ることになります。

でもマスク氏は、自走車の限界も現実的に捉えています。起業家にして未来志向の彼ですが、テスラの自走車でコンピューターがコントロールするのは「走行距離のうち90%」になるとしています。つまり「残りの数%を超えるのは非常に厳しい」ので、100%コンピューターにやらせようとすると、いつまで経っても世に出せなくなってしまう、ということです。

テスラはすでに自走車開発用の人員も集め始めています。テスラの採用情報には「先進的ドライバー補助システムコントロールエンジニア」の募集があり、その職務は「車両レベルでの意思決定システムと、テスラの完全自動運転技術における縦・横方向制御手法の開発」することとなっています。博士号保持者が望ましいとのこと。

「自走車を3年後に」とは野心的な発表ですが、これまでのマスク氏を考えると驚きでもありません。彼は今までにもスペースXを立ち上げたり、超高速・高効率の交通システムHyperloopを提案したり、歩くイノベーションマシンです。彼が自走車の領域に入ってくることで、他のメーカーでも開発が加速していくといいですね。

Financial Times via Reuters

Adam Clark Estes(原文/miho)