カシオのコンデジ「EXILIM ZR800」レビュー前編〜カメラまかせでいい写真がどんどん撮れる

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意外といい。もはや身体の一部かも。

カシオ計算機から8月23日に発売されたコンパクトデジカメの新製品「EXILIM ZR800」。「手ブレに強い」「18倍光学ズーム」「タイムラプス機能搭載」「ハイスピード撮影対応」と、かなり盛りだくさんなコンデジということで、ちょっと注目しておりました。

基本的なスペックは以下の通りです。

撮像素子:1/2.3型高速CMOS(裏面照射型)

有効画素数:1610万画素

レンズ:35mm版換算25〜450mm相当、F3.5〜5.9

ズーム:光学ズーム18倍、プレミアズーム併用時36倍、デジタルズーム4倍

最短撮影距離:約4cm(ワイド端)

背面液晶:3.0型TFTカラー液晶、92万ドット

光学18倍ズームということで、旅行などにピッタリですね。また、強力な手ぶれ補正機能が搭載されています。レンズシフト方式の手ぶれ補正に加えて、得意の高速連写による画像合成機能を併用すると、最大5段分の手ぶれ補正が可能です。これなら、望遠側での撮影時でも、夜景でも安心して撮影できます。

僕が「ZR800触りたいなー」なんて言っていたら、カシオの方が「使ってみてくださいよ」とZR800を送ってくださったので、さっそくレポートしてみたいと思います。今回は前後編でお届け。前編では、ZR800の外観と画質をチェックしていきたいと思います。

まずは外観チェックから

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まずはぐるりとZR800の外観を見てみましょう。ギャラリーでどうぞ。

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ボディデザインは、EXILIMシリーズの定番ともいえるシンプルで握りやすい形状をしております。個人的に気に入ったのが、背面のサブダイヤル。ここに好きな機能を割り当てられるのですが、僕は露出補正を割り当てて、撮影時に手軽に露出補正が行えるようにしています。

ただし、すぐに回転してしまうので、気づかないうちに触ってしまっていて、アンダーまたはオーバーな写真を撮り続けていた、なんてこともあります。撮影の際には確認しましょう。

気になったのが、三脚穴の位置。もうちょっと中央寄りにしていただけるといいなと思います。ミニ三脚を使おうとすると、倒れてしまうんです……。悲しい……。

実際に撮影して画質や使い勝手をチェック

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僕がデジカメで一番気になるのが画質です。カシオのデジカメは被写体を自動認識して適切な撮影モードで撮影してくれる「プレミアムオート PRO」という機能があります。これで撮影すれば、ただ構図を決めてシャッターを押すだけで、いい写真が撮れるんですよ。実際に撮影した写真をご覧ください。

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いろいろなシーンで撮影しましたが、かなり好感触。コンデジっぽさはもちろんあるんですが、発色がよく、ディティールも再現されています。以前は、画像補正がやりすぎな感じがしていたのですが、ZR800に関しては自然な印象で、僕個人としてはかなり扱いやすい画質だと思います。

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AFがかなり高速で、キビキビとピントが合ってくれるのは、スナップ写真にはとてもいいですね。手ぶれしそうなシーンでは、自動的に高速連写による手ぶれ補正もしてくれるので、夜景でも手持ちでバシバシ撮影してしまいました。

撮影中に気になったことは、ズーム側での最短撮影距離。もうちょっと寄りたいなーというときが結構ありました。全域1cmまでとはいいませんが、全域5cmくらいまで寄れると、もっと楽しく撮影できると思います。

手軽に使えるアートフィルターもおもしろい

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僕は、写真撮影のときにカメラ内臓のアートフィルターなどはほとんど使わないのですが、今回はちょっと使ってみました。

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HDRアートは、連写合成を活用しHDR写真を作成する機能。かなりアーティスティックな写真にすることができます。効果は5段階から選べます。

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その他のフィルターもおもしろいですよ。トイカメラポップセピアミニチュアソフトフォーカスライトトーンフィッシュアイといったフィルターを選んで撮影すれば、たちまち印象的な写真を撮影できます。

ZR800では、1回の撮影で通常の画像と効果を適用した画像の両方を保存できます。素の状態の写真も残るので、安心してアートフィルターで撮影できます。

カメラ任せで手軽にスナップ撮影ができるいいカメラ

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正直なところ、ZR800が手元に来てから、いつもZR800で撮影しております。僕は仕事でデジタル一眼レフを使うとき以外は、手軽さ優先でコンデジかiPhone 5を使っています。スナップ撮影が多いので、あまり大きなカメラは使いたくないのです。

その点、ZR800は画質もいいし、手軽。モードはほとんど「プレミアムオート PRO」で、カメラにお任せです。それでも、ちゃんと撮れてるんですから、頼りになります

さて、ZR800の基本的な画質性能などはおわかりいただけましたでしょうか。実は、ZR800はとてもおもしろい機能があるんです。それが「タイムラプス」。どんな撮影ができるのかは、カシオの公式サイトでチェックしてみてください。これ、すごいおもしろいんですよ。後編は、このタイムラプスと、超高速連写を使ったハイスピードムービーについてチェックしていきたいと思います。

EXILIM ZR800[カシオ計算機]

(三浦一紀)