直前予想!  ドコモのiPhone 5SはどのLTE周波数に対応するのか?

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ドコモのiPhoneは快適につながるかな?

いよいよドコモ版iPhoneの登場が現実味を帯びてきましたね! 先日には日本経済新聞だけでなく、朝日新聞やNHKニュースなどが一斉にドコモ版iPhoneの登場を報じ、携帯業界は大騒ぎになりました。そこで、少し気が早いかもしれませんがドコモのiPhone 5SはどのLTE周波数に対応するのか予想してみました!

2.1GHz帯・1.7GHz帯への対応はほぼ確実、1.7GHz帯エリア内なら高速通信可能

現在ドコモは2.1GHz帯(バンド1)・1.5GHz帯(バンド21)・800MHz帯(バンド19)にてLTEサービスを展開しており、2013年10月からは東名阪地域にて1.7GHz帯(バンド3)でもLTEサービスを開始する予定です。

このうち、2.1GHz帯と1.7GHz帯に関しては現行のiPhone 5でも対応しており、当然iPhone 5Sも対応するものと思われます。特に、10月から開始される1.7GHz帯では20MHz幅を利用して下り最大150Mbpsのサービスが展開される予定であり、サービスエリア内であれば快適な通信環境が得られそうです。

ただし、前述のとおり1.7GHz帯でのサービスは10月から開始されますので、おそらく9月20日となるiPhone 5Sの発売日には間に合わない可能性がある点は注意が必要です。

800MHz帯、1.5GHz帯への対応は?

次に800MHz帯と1.5GHz帯ですが、iPhone 5はこの周波数帯に対応していません。しかし、iPhone 5Sでは対応する周波数帯が増加することが予測されています。

例えば、iPhone 5Sはauが展開している800MHz帯(バンド18)に対応する可能性が高いと推測されています。この件に関しては、KDDIの田中社長が「もし新型iPhoneが800MHz帯に対応するならば、LTEのエリア競争にピリオドを打てるのでは」と発言し、iPhone 5Sがauの800MHz帯に対応することを匂わせています。

ですので、ドコモの800MHz帯(バンド19)へもiPhone 5Sは同じく対応するのではないでしょうか。また、iPhone 5Sがドコモの1.5GHz帯に対応するかについては、なんともいえないところ…かと思います。

auやソフトバンクも今後LTE通信網を強化

上でも述べたとおり、iPhone 5Sはauが非常に力を入れている800MHz帯に対応するものと思われます。そのため、田中社長が述べた様にiPhone 5Sの発売当初はauが他キャリアをLTE環境で一歩リードする可能性もあります。

また、ソフトバンクは2014年夏よりプラチナバンドの900MHz帯(バンド8)でLTEサービスを開始する予定です。この周波数帯は諸外国でも利用されていることから、iPhone 5Sが対応する可能性は十分にあると思います。

さらに、iPhone 5Sはもう一つのLTE方式であるTD-LTEに対応するという噂もあります。ソフトバンク(正確にはソフトバンク傘下のWireless City Planning)はTD-LTEと互換性のあるAXGP方式によるLTEサービス「SoftBank 4G」を展開しており、iPhone 5SがTD-LTEに対応すればソフトバンクにとってかなり有利に働くと思われます。

以上、iPhone 5Sが各キャリアのどのLTE周波数帯に対応するのか予想してみましたが、いかがでしたでしょうか? 現状、iPhone 5Sの対応周波数帯がはっきりしていないので、上の予想は外れるかもしれません。しかし、iPhoneの進化をハードウェアやソフトウェアだけでなく、対応する周波数帯から読み解くのも面白いと思います。「携帯電話はつながってナンボ!」ですもんね。

参考:WikipediaIT Pro

(塚本直樹)