木をなでるだけでパソコンが動く。南仏から生まれた森の奇跡のトラックパッド

木をなでるだけでパソコンが動く。南仏から生まれた森の奇跡のトラックパッド 1

なんという奇跡…。森の精霊でも召喚したのでしょうか?

フランスの木工職人が持つ最先端のフライス加工技術と家具職人が継承する伝統技術を融合したブランド「Orée」。上質なメープルやウォールナットをため息が出るほど美しいキーボードに変えてみせた彼らが、今度は魔法のトラックパッドを生み出したようです。

天文学的な確率で、木材とテクノロジーは完璧に融合することがあります。彼らはそんな偉業を成し遂げ、アップルやロジテックの無機質なトラックパッドにとって代わるような温もりのある「Orée Touch Slab」で私たちの心を再び奪っていきました。

ごくわずかな電気伝導率でメープルやウォールナットの層を超え、「キーボードの親友」が一体どうやってあなたの指のジェスチャーを正確に検出するのか、その仕組みは謎のまま。でも、10月中旬に200ドル(約2万円)で発売開始となるので、Oréeはすでにその方法を発見していると見なすことにしましょう(あるいは、未完成のまま10月に混乱を引き起こし、大量の詐欺行為と窃盗罪で訴えられるかもしれません)。

このトラックパッドには目障りな配線もなく、単4型電池2本で数ヶ月利用できるそうです。またBluetooth 3.0チップ(BRCM20730)を採用し、Mac/Windows両方に対応しています。数字の書かれた薄い専用マットを乗せるとテンキーとしても使えるそうですよ。

さて、Oréeのようなブランドはなぜ生まれたのでしょうか? それは「電気製品に対する省察」だといいます。公式サイトでは、次のように語られています。

私達の周りにあふれる製品はどれも似通っていて、環境への配慮が欠け、デザインはすぐに廃れてしまう…。

Oréeは新たなアプローチを提案します。長期間の使用に耐え、愛着がわくハイテク製品を、自然で堅牢、再生可能なマテリアルである木材を軸に展開します。

ちなみにブランド名の「Orée」は、フランス語で「森の境界」と「新しい物事の始まり」の2つを意味する単語だそうですよ。

木をなでるだけでパソコンが動く。南仏から生まれた森の奇跡のトラックパッド 2

Orée

Rumi(Andrew Liszewski 米版