【過去記事】朝の口臭の原因は一体なに? 予防法はあるの?

2013.09.28 08:30
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この記事は2012年10月20日公開のものを再掲載しています。


歯を磨き、フロスをして、ミントのうがい薬で口の中がしびれるまですすぎます。毎日寝る前にやってるのに、朝起きるとなんか口の中はベトベトしているし、なんか臭いも気になります。一体、寝ている間に何が起きているんでしょうか。

細菌は湿っていて温かい所を好みます。口の中は、細菌にとっては快適な寝床を提供しているようなモノです。また細菌は増殖する時に臭いのする化合物を排出します。それを止めさせることはできません。

口の中の衛生状態を良くすることはできます。キシリトール、トリクロサン(抗菌剤)、精油などが配合された歯磨き粉やマウスウォッシュは細菌の増殖を抑えてくれます。しかしそれらの効果は長くは続きません。ちょっとすると、私たちの口は細菌を追いやるそれらの成分を流しだしてしまい、細菌にとって居心地の良いところに戻してしまうのです。



つまり、歯磨きしたすぐ後は口の中は期待通りの状態になっているわけです。では夜は何が起きているのでしょうか? コーヒーを飲んだ後よりもニンニクを食べた後よりも、朝の口臭の方がきついです。それは唾液の分泌量が減ることに起因します。寝ている間、唾液の分泌量は非常に少なくなります。唾液は細菌の濃度を薄くし、細菌を消化管に流しています。その働きをする唾液がないことで、細菌は口の中で何時間も増殖し、口臭の原因となる化合物を作り続けます。

臭いの元となる化合物の量は莫大です。1人の口の中にいる細菌は全人類の人数を超えると考えられています。また、細菌は種類によって棲息場所が分かれています。どんなに丁寧に舌ブラシをしても、舌の裏側や口の上部にいる細菌を追い出すことはできません。

細菌を追い出すことができないということは、臭いも同様になくすことができないということです。口の中で細菌は消えたり、自己繁殖したりを繰り返しています。『息:原因、診断、口臭ケア(Breath:Causes,Diagnosis and Treatment of Oral Malodor)』という本によると「細菌の分解は悪臭の原因となります。この時、口の中で発生するガスは、生ゴミ捨て場で起きているのと同じ現象です。」

細菌はアミノ酸とタンパク質の消化からエネルギーを得ています。それらの中には硫黄が含まれていて、細菌が利用する時に硫黄成分が排出されます。また、口臭の原因となる臭い物質は決して1つではありません。色々な臭いガスのブレンドです。先ほどの『息』という本から引用すると、「カダベリン(死体の腐臭)、硫化水素(腐卵臭)、イソ吉草酸(汗をかいた足の臭い)、メチルメルカプタン(便の臭い)、プトレッシン(肉の腐った臭い)、トリメチルアミン(魚の腐った臭い)が人間の口臭の成分」だそうです。

まとめると人の口の中では夜寝ている間に、数種類の臭いガスが大量に発生し、混ざり合い、朝の口臭となります。これを防ぐことはできません。でも、ここで1つだけいいニュースがあります。人間が臭いに順応するには5分もあれば十分だそうです。


Rachel Swaby(原文/mio)

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