決済カードのことは忘れて、代わりにRFIDの指輪を使えばいいよ(動画あり)

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ICカードより紛失しにくくて、ICカードより頑丈。しかもガジェッターの心をくすぐるファッショナブルなRFIDリングが登場しました。日本では今年3月にSUICAやICOCAなど交通系ICカードが相互利用できるようになりましたが、この指輪は世界対応を狙っているそうですよ。

開発者は、MITの学生チーム。同大学の卒業記念クラスリング(※)からデザインの着想を得た、まるで角印のような「セサミリング(Sesame Ring)」は、ボストンの地下鉄やバスに乗れるICカード乗車券「チャーリーカード」のウエアラブル版として現在稼働中です。

3Dプリンターで製作された本体にRFIDタグが埋め込まれているので、電車に飛び乗るときはこの指輪をセンサーに軽くタッチさせれるだけでOK。

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キオスクでのチャージなど、チャーリーカードと同等の機能を持っているセサミリング。マサチューセッツ湾交通局(MBTA)の全システムが既にインテグレートされていますが、開発チームはこの技術を世界中に広めたいと考えているようです。

なお、この指輪はプロジェクト参加メンバーたちによって現在利用されていますが、クラウドファンディングサービスのKickstarterで獲得した出資者にもまもなく配布予定とのこと。3Dプリンターで印刷しているので、色や表面のパターンなどデザインもカスタマイズ可能です。

開発チームは、近い将来、セサミリングを公共の交通機関以外にも対応させていく意向とのことですが、競合もいくつかあるようなので今が踏ん張り時かもしれませんね。

※アイアンマンでは、MIT卒という設定のトニー・スタークがクラスリングをつけている場面がありました。

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The Atlantic Cities via Archinect

Adam Clark Estes(Rumi 米版