あまちゃんから一気にステップアップ? スマホ写真家にこそ使って欲しいX-M1企画者インタビュー

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あまちゃんから一気にステップアップ? スマホ写真家にこそ使って欲しいX-M1企画者インタビュー 1

小さいだけじゃだめ。すごいだけでもだめ。

富士フイルムのレンズ交換式カメラのシリーズのエントリーモデルとなる「X-M1」。エントリークラスながら、画質に関しては上位モデルであるX-Pro1X-E1に負けず劣らずの高画質を実現。まさに、スマホでもっとかっこいい写真を撮りたいと思っている、スマホ写真家にこそ使って欲しいカメラと言えます。

そんなX-M1のことをもっと深く知りたい!ということで、富士フイルム本社に突入。光学電子映像事業部 営業部 商品企画グループ マネージャー 上野隆さん(以下、上野さん)に、X-M1の開発秘話を伺ってまいりました。

X-M1に隠された秘密が、今明かされる!

X-M1の「M」は、Mini、Mobileの「M」

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富士フイルム株式会社 光学電子映像事業部 営業部 商品企画グループ マネージャー 上野隆さん

ギズ:X-M1の開発はいつぐらいから具体化していたのですか?

上野さん:Xシリーズは、X100というレンズ一体型のカメラから始まっています。これを2011年の3月に発売しました。そのときから、レンズ交換タイプのカメラの開発も同時並行で始まっていました。

そしてX-M1の開発が始まったのが、X-E1が発表された2012年の6、7月くらいからなので、ちょうど1年ほど期間がかかっています。

ギズ:X-M1はこのボディサイズで、エントリーモデルという位置づけだと思うのですが、画質が素晴らしくよいと感じています。基本的に、上位機種のX-Pro1、X-E1と同じ性能を持っていると考えてよいのでしょうか?

上野さん:搭載されているCMOS(X-Trans CMOSセンサー)は同じものです。なので、解像力や画質という点においては一緒と言えます。ただし、色づくりに関しては、エントリー層向けということで味付けを若干変えています

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X-M1によるスナップ。持ち歩ける高画質。

ギズ:なるほど。画質に関しては上位機種と同じクオリティなんですね。それでは、エントリーモデルということを意識した点はどんなところなのでしょうか。

上野さん:大きさと軽さです。X-M1の「M」には、「Mini」や「Mobile」という意味があります。X-M1はミラーレスタイプなので、やはり小型軽量というのはユーザーの方も意識されると思うんです。なので、毎日持ち歩きたくなるようなサイズにしようと、かなり苦心しました。

見た目じゃない。エントリーにこそダイヤルが必要

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ギズ:ダイヤル類が豊富に付いていますよね。エントリーモデルでは、こういったダイヤル類は省略されてしまうことが多いと思うのですが。

上野さん:よく「クラシカルなイメージを出すためにダイヤルを付けている」と勘違いされるのですが、そういうことではありません。我々としては、初心者の方でもわかりやすく、操作しやすいインターフェイスがダイヤルだと考えています。設定を変えるたびにメニューを呼び出し、十字キーで選択してOKを押す。その手順よりも、ダイヤルを回して設定完了というほうが、とてもシンプルでわかりやすいはずです。

ギズ:ダイヤルが3つあって充実していますが、その分コストがかかってしまったりして、いわゆるエントリーモデルらしくないですよね。ダイヤルの素材や質感もかなり上質ですし。

上野さん:Xシリーズのユーザーにお話を伺うと、「品位」と「デザイン」という点を気に入っていただいているんですね。現在は、スマートフォンで手軽に写真が撮れる時代。それなのに、あえてカメラを持ち出して撮影したいと思ってもらうためには、このカメラから醸し出される高級感や、ダイヤルなどの細かい部分の質感が重要だと思っています。

ギズ:それでもコストダウンできるところはやっていらっしゃると。

上野さん:トップカバーは樹脂製になっています。ただし、樹脂だからといって悪い、安っぽいとは思っていないんです。X-M1のトップカバーを見ていただけるとわかるんですが、一見樹脂とはわからないような塗装をしています。つまり、仕上げによって高級感やたたずまいは出せるんです。

逆に、小型軽量化やデザインの自由度という点で樹脂はかなりのメリットを持っています。トップカバーを微妙にラウンドさせたり、角を丸くするといった加工は、金属に比べればはるかにやりやすい。そういうメリットを活かして作っています。

無茶ぶりを叶えてしまう開発メンバー

ギズ:上位機種と同じCMOSセンサーや、スマホと連携するWi-Fi機能など、これだけの機能が入っていて、このサイズにするというのはとても苦労があったのではと思っているのですが。

上野さん:X-Pro1やX-E1といった上位機種と同じ機能をこのサイズに組み込むことが、一番たいへんでした。ファインダーがない分小さくはできるのですが、ダイヤルを3つ載せるだけでも一苦労で。

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その解決策として、背面にある「サブコマンドダイヤル」を縦置きにしました。これにより親指置きにもなり、片手でもしっかりホールドできるようになりました。

もうひとつが、内蔵フラッシュですね。通常の内蔵フラッシュでは、レンズによっては光が遮られてしまいます。そこで、若干背面にヒンジ部を出すことで、より高く、より前にフラッシュをポップアップさせることができるようになりました。

ギズ:開発の方のご苦労が忍ばれます。

上野さん:トップカバー周りの全体の小型化はかなり苦労しています。ホットシューは付けたい、ダイヤルも付けたい、内蔵フラッシュは高くポップアップさせたい、だけど全体の高さは変えたくないと言っていたら、開発のメンバーには怒られましたけれど(笑)。

でも、開発のメンバーは決して諦めないんですね。これが商品力として必要なんですと言うと、一所懸命考えていろいろなアイディアを出してきてくれる。彼らの努力の賜物がこのサイズに収まっているのです。

Wi-Fi機能は180度考えが変わるくらい便利

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ギズ:X-Pro1は限りなくプロフェッショナルなユーザー、X-E1はハイアマチュアのユーザーを想定して開発されたと思うのですが、X-M1の想定ユーザーはどのあたりにあるのでしょうか。

上野さん:主なターゲットは、写真やカメラにこだわりのあるエントリーユーザー層です。服やバッグなどにこだわる方は多いと思うのですが、それと同じようにカメラにもこだわりたいという方に選んでいただけたらいいなと思っています。

また、スマートフォンで写真を撮影されている方のなかに、もっといい写真を撮りたいと思っている人も多いと思うんです。そういった人が、何かカメラを買おうとしたときに、まず手にとってもらいたいですね。

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身軽にいい写真が撮れる。根津、谷中あたりの散歩道でのスナップ。

X-M1は、このサイズと価格でフルサイズのデジタル一眼レフカメラに匹敵する高画質を実現しています。「身軽にいい写真が撮れる」というコンセプトは、スマートフォンで写真を楽しんでいる方にピッタリだと思います。Wi-Fiが搭載されているので、簡単にスマートフォンへ画像を転送し、そのままSNSなどに写真をアップロードすることも可能です。

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ギズ:このWi-Fi接続は、実際に使ってみるととても便利ですよね。

上野さん:私はフィルム時代からカメラを楽しんでいる人間で、Wi-Fiでわざわざ画像転送なんてしなくてもいいんじゃないかと、ずっと社内で言っていたんです。ところが、使ってみたらとても便利で(笑)。認識が180度変わりました。ここまで簡単につながると、Wi-Fiがないのが信じられないというくらいになりました。

ギズ:X-M1はどういう風に使っていただきたいと思っていますか?

上野さん:とにかく、毎日持ち歩いてもらいたいですね。このボディサイズでフルサイズ一眼レフカメラに匹敵する画質で撮影できるというのが最大のポイントなので、とにかく持ち歩いて撮影してもらいたいと思っています。

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薄型のパンケーキレンズ「XF27mmF2.8」を付けたX-M1

X-M1のレンズキットには「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」というズームレンズが付属しますが、「XF27mmF2.8」というパンケーキレンズを付けると、全体が薄く軽くなります。こういう単焦点レンズなどを使いながら、毎日持ち歩いてシャッターチャンスを逃さず撮影して欲しいと思います。

2段飛ばしでステップアップできるカメラ

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X-M1は、富士フイルムのこだわりがたくさん詰まったエントリーモデルということがわかりました。実際に手にするとわかるのですが、正直なところ、エントリーモデルにありがちな「安っぽさ」は感じられません。その分、価格がレンズキットで8万円ほどと、決してお安くはありません。しかし、その価格以上の性能と質感はあります。

スマホで写真を撮るのはもはや常識。でも、そこからワンランク上の写真を撮りたいと思い始めている、スマホ写真家のみなさんにオススメのカメラですよ。X-M1で撮った高画質な写真をWi-Fiでスマホに転送すればソーシャルへの共有も簡単です。ワンランクどころか、ツーランクもスリーランクもステップアップできるでしょう。

うーん、ますます欲しくなっちゃったなー、X-M1が。

X-M1 LOVE PHOTO[富士フイルム]

(三浦一紀)

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