YouTubeのコメント欄が変わる、公開範囲設定やフィルターの新システム導入開始

YouTubeのコメント欄が変わる、公開範囲設定やフィルターの新システム導入開始 1

コメント見てますか?

YouTubeで人気の動画にはたくさんのコメントが付きます。コメント読んだことありますか? 動画に関する好意的なもの批評をしたコメントももちろんありますが、なんとも悪意のあるコメントも数多くあるのが実情。中には、人種や性別等に関する差別的なものも。そのコメント欄が、今変わろうとしています。

見たい人のコメントを

現在のコメントシステムでは、その内容がなんであれ最後にコメントした人がフィーチャーされてトップにくるという仕組みになっています。が、このユーザーが発した言葉が、必ずしも動画に関する批評や意見だとは限りません。見る人を不快にさせるなんの意味もないコメントである可能性もあるわけです。そこで、新たに採用されるシステムでは、ユーザーが最も見たいだろうと思われる人のコメントをトップにもってくるよう独自のアルゴリズムを導入。自分が興味を持っているだろう人が、動画に対して発したコメントをより効率的に見ることができるわけです。YouTubeと言えばグーグル、グーグルと言えばGmailもあります。これを考えると、このアルゴリズムはもっと早くYouTubeに搭載できたのではとも言えますけれどね。

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Google+が提供するコメントプラットフォームでプライベート化

新コメント欄のプラットフォームを提供するのは、YouTubeではありません。Google+が担います。ソーシャルの繋がりをより意識するということでしょう。自分が視聴した動画のコメント、これは不特定多数に発したい時もあれば、自分と繋がりのあるフォロワーの間だけで共有した時もあるでしょう。おそらく後者の方が多いのではないでしょうか。そこで、新システムではコメント時に公開範囲を設定できるようになります。一般公開なのか、フォロワーなのか、一定のサークルなのか、はたまた特定した数人のユーザーのみなのか、細かく選んでコメントを公開できるのです。自分が動画の制作者(アップ者)の場合は、ファンのみ(定期視聴ユーザー)で会話を設けることも可能。

また、YouTubeとGoogle+間でのクロスポストもできるようになります。ちょっとばかし複雑化しますが、例えばYouTubeの動画をGoogle+にポストした時に、誰かがGoogle+上でコメントしたとします。そのコメントが、YouTube上でも公開されるよという連携機能。もちろん、これはGoogle+のみでの公開にするか、YouTube上でも公開するか選ぶことが出来ますが。つまり、公開の設定範囲をYouTubeとGoogle+を連携させた上で、こまかーく細かく設定できるようになる、と。

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コメントをフィルター化

YouTubeで問題のあるコメントは、人種差別から、性差別、同性愛偏見、暴力的なものから性的なもの多岐にわたり目を背けたくなるものがあります。差別的なものでなくても、例えばネタバレコメントなんかも避けないものの1つ。

今までは、動画主がコメントを許可するか、コメント欄を完全オフにする、または1つ1つ手動で公開していくという選択しかありませんでした。何百何千何万人という人が視聴するチャンネルでは、コメントをチェックすることは実質不可能。結局コメント垂れ流しになっていたのですが、この救世主としてフィルターが搭載されます。

フィルター搭載によって、動画制作者側がコメント認証リスト/コメントブロックリストを作りユーザーを登録することができます。登録すると、あとはそのユーザーのコメントが自動で公開/ブロックされるという仕組み。また、ユーザー別ではなく、キーワードでブラックリストを作ることも可能。設定したキーワードが入ったコメントは公開されませんが、動画制作者側でチェックして後から手動公開することはできます。

新システム導入時期

Google+によるコメントシステムは今週頭から導入が開始されており、今週いっぱい順次導入。フィルター機能は、現在チャンネルページのみの導入ですが、数ヶ月後には各動画での使用開始が予定されています。

新コメントシステム導入で、新たなYouTubeに。

そうこ(BRENT ROSE /米版