途上国に水と電気とインターネットを届けるコカ・コーラ社の「EKOCENTER」プロジェクト

途上国に水と電気とインターネットを届けるコカ・コーラ社の「EKOCENTER」プロジェクト 1

世界中どこででも、たとえ水が無いような地域でも手に入れられるコカコーラの商品供給体制が非常に良く出来ているのはご存知の通り。

でも、コカ・コーラ社はコーラや清涼飲料水のメーカーだけではありません。水が無いような地域にも飲料水が飲めるようにするミッションのもと、太陽光で発電、Wi-Fiも完備した水の浄化機能を持ったキオスクを現在鋭意開発中です。

このキオスクは2015年までに20ヶ国に設置予定です。

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EKOCENTERという名称、不要になったコンテナから出来ていて、Dean Kamen氏(そうそう、セグウェイの発明者!)がデザインした「Slingshot water distiller(水の浄化システム)」を採用、衛星通信機能もできます。

屋根のソーラーパネルは浄化システムとWiFiの動力源だけではなく、太陽からのシェルター的な役割も果たします。

それぞれのECOCENTERは「必要最低限のもの」を提供、例えば、食べものやワクチンの冷蔵保存庫、健康教育のスペースなどとしても活用されます。

この記事に使われている写真は、南アフリカのハイデルベルクで試験運用されているもので、2013年までに少なくてももう1ヶ所に設置予定です。2015年までには、50万人に安全な水を供給できる見込みとのことです。

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EKOCENTERが拡大されれば「世界中で手に入るコカコーラの流通経路と一緒に、ほぼ世界中の人々に医薬品を届けることを目指している」ColaLifeプロジェクトが半永久的に持続可能になります。

(糖尿病への入り口である)コーラの世界の流通経路の中に、水や薬や健康的な食事が加われば素晴らしいことこの上ありません。

基本的な必要最低限のものを手に入られるようになって、さらにWiFiが届くようになることで、地域の経済活性化にも役立つでしょう。

さらにこのプロジェクトは「女性の起業支援プログラム5by20」(2020年までに500万人の女性起業家を同社のバリューチェーンを通じて育成するプログラム)の一環でもあります。

コカ・コーラ、いろいろやってるんですね。

WiFiを現地の人が使えるようになればオンライン上でお金のやりとりができるようになる…、つまりビジネスができるようになったり、授業を受けられるようになったり、あるいは借金をしてしまう可能性もありますね。

少なくても、携帯電話の充電ステーションや通信スポットとして機能しそう。

飲料水と太陽光とインターネットを世界の端まで供給するというミッションは、とっても素晴らしいですし、コカ・コーラ社のマーケティングにも有効ですね。

Coca-Cola via New York Times

mayumine( ALISSA WALKER /米版