LGがスマホ用「曲がる」OLEDパネルを発表、でもぐにゃぐにゃスマホはまだ遠い

LGがスマホ用「曲がる」OLEDパネルを発表、でもぐにゃぐにゃスマホはまだ遠い 1

ちょっとカーブする程度。

LGが世界初の「スマートフォン用の曲がるOLEDパネル」を発表しました。彼らはそのパネルを搭載した「高性能で差別化されたデザイン」の製品を来年には発売するとも言っています。でも、それはぐにゃぐにゃ巻いたりクルクル巻いたりできるスマートフォンではなさそうです。

曲がるディスプレイ自体は新しいし、今後が楽しみな技術です。でもディスプレイだけ曲げられても、デバイス全体も同じくらい柔軟にはなりません。実際、デバイスまでぐにゃぐにゃにするにはかなりのハードルがあります。

まずスマートフォン内部の部品は、曲げたり巻いたりといった動きに耐えるようデザインされていません。以前CNETのジェシカ・デルコート記者が、曲がるスマートフォン実現に向けた課題を書いていたんですが、たとえば「曲がる」といってもどの程度曲がるのかとか、価格はユーザーが妥当と思える範囲に収まるかといった問題があります。

だからってLGの新技術が無意味だとかいうことではありません。当面、曲がるディスプレイのメリットはカーブしたスマートフォンとして生かされ、LGがそんな製品を今後数ヵ月内に発表するものと見られています。LGの新ディスプレイはガラスでなくプラスチックの基板の上に作られているため、柔軟なだけでなく厚さ(薄さ)も通常の曲がらないディスプレイに匹敵する0.44mmです。重量も6インチサイズでたった7.2gしかなく、世界最軽量だとされています。また曲がるということは、ガラスみたいにあっけなく割れたり壊れたりすることはないってことです。ただ、細かい傷はつきやすいかもしれません。

そんなわけで、曲がるディスプレイっていっても、曲がるデバイスがすぐに来るとは考えない方がいいです。でもジーンズのポケットに入れて平気で座れるようなスマートフォン、早くできるといいですね。

LG

Adam Clark Estes(原文/miho)