【現代の風景】目の前で起きている出来事を人はどのように見ているか、一目でとてもよくわかる写真

【現代の風景】目の前で起きている出来事を人はどのように見ているか、一目でとてもよくわかる写真 1

目の前の出来事を、自分の目で見ていますか?

上の写真は、これは先週、オバマ大統領が医療制度改革について、メリーランド州のプリンス・ジョージズ・コミュニティ大学にて演説した時に撮影されたもの。この写真を見て、何か気づくことはありますか? 写真内で顔が見える人のうち、オバマ大統領の話だけに集中し、彼自身を見て聞いている人は、たった1人なのです。

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では、残りの人は何をしているのでしょうか? タブレットやスマートフォン端末、又はペンや紙を使ってオバマ大統領の演説を記録しているのです。ペン紙の人はまだしも、モバイル端末使用者は、オバマ大統領が目の前にいるのに、その姿をスクリーン越しに見ています。彼が目の前で演説しているという記録を撮ることはできますが、目の前の彼の演説を直接自分の目で見るチャンスを逃しているとも言えます。すぐそこにいるというのに。

もちろん、どちらが良い悪いという話ではありません。ただ、時代は変わったというのがよくわかる写真だね、という話です。目の前の生で起きている出来事=ライブアクションは、目で見て脳に刻むことしかできなかった時から、個人単位で手軽に端末に記録し保存できるようになった、そういう話です。

Image by Mark Wilson/Getty Images

そうこ(JAMIE CONDLIFFE /米版