ジョブズの三回忌を迎えて

2013.10.06 07:00
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ジョブズの三回忌でしたね。

ジョブズに感銘や情熱を与えられた一人として、思うことを書かせていただきます。


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ジョブズの訃報を知った日、急いでギズモードのデザインを黒一色に変え、いち早くギズモードの読者へ知らせないといけないと動いていました。それに、みんなでアップルストア渋谷の閉店前に走って献花してきたことをよく覚えてます。

なんだか亡くなったことが信じられず、呆然としてこれからどうなるんだろう。もうMacBook Airが封筒から出てきた時のような感動は味わえないのかもしれない。ガジェットに革命は来ないのかもしれない…なんて考えていました。(今日、Facebookを見ているとこんなガジェットを知りました。まだまだ革命は続いています)

自伝の上下巻を読んでから、ジョブズの生涯や働き方を垣間見れた気がして、大きく影響を受けたのを今も覚えています。その頃の僕は、仕事のやり方が確立していなく、何かにすがりたいと思ってたからかもしれません。

全く人のことなんて考えず、言いたい放題、自分勝手に人を振り回してました。「なんで僕の言ってることがわからないんだろう。こっちを向いてくれ!」といつも思ってました。言っている本人が全く分かってなかったんですよね。ジョブズのやり方を真似して上手くいくはずなんてないのに。最初に読んだときとは違う気持ちで読めるはずなので、三回忌を迎えた今、読み直そうと思います。


一番響くのはジョブズの言葉



僕が編集長になったのは昨年の5月でした。

ギズモードの数字は日を追う事に上がっていき、過去最高の数字を記録し続け、これだけ結果も出てるから自分がやってることは正しかったんだ…と、嬉しくなるものです。

それでも、欲しかったはずの数字を達成した途端、悔恨の念が自分の中で渦巻いてきます。もしかしたらこの数字はギズにとって良くない数字なのかもしれない。ガジェットユーザーに満足してもらえていない数字かもしれないと考えるからです。好調に見えるのにです。たぶんその程度の仕事しかできていないのに得た数字だと思っているからでしょう。

一度負のスパイラルに入ってしまうと、何もかもが超えられない壁に思えてしまい、自分の選択を後悔します。どん底の底まで落ちて、もう這い上がれないのかもしれないと思う時もあります。

そんな風に自分自身を信じられなくなったり、自分のやっていることが正しいことなのか分からなくなったら、YouTubeでジョブズのスピーチを聞くか、ジョブズの言葉を読み返し、自分を奮い立たせます。僕の中で一番響くのがジョブズの言葉しかないんですよね。


「君たちの時間は限られている。だから、誰かの人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。独断的な意見に惑わされ、誰かの思い通りに生きて行ってはいけない。誰かの意見に自分自身の声をかき消されてはいけない。そして最も重要なことは、自分の心と直観を信じて突き進む勇気を持つ事だ。心と直観はなぜだか、君が本当になりたいものをすでによくわかっているものだ。それ以外のことは全て二の次でいい。」スティーブ・ジョブズ名言集


スティーブ・ジョブズだったらどうしただろう、などと考えてはダメだ。自分が正しいと思うことをやれ AppleのCEO、ティム・クックがジョブズから学んだこと―「何より大事なのは集中」 | TechCrunch Japan


嬉しそうにガジェットを取り出すあの笑顔がもう見れないかと思うと寂しいです。今は、次のジョブズを探しているのかもしれないなぁと思います。


(大野恭希)
 

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