イギリス、高速道路で使えるネット設備を導入予定

イギリス、高速道路で使えるネット設備を導入予定 1

未来の道路がすぐそこに。

高速道路と言えば都市と都市を繋ぐものですが、もしかしたら都市だけでなくインターネットにも繋がるかもしれません。道路上で常にネットに接続し、周辺交通状況によってスピードをあげろ/下げろなんて情報が絶えず届く、そんな道路になるかもしれません。

イギリスで、新たな交通プロジェクトが発表されました。その内容は、高速道路全体で繋がるネット設備を導入するというもの。ここで言うネットは、Instagramがいつでもできる用にするためではありません。フェリックストウとバーミングガムの街を結ぶA14ハイウェイ、全長50マイル(約80キロ)に及ぶこの道路全域に、移動する車の中にあるモバイル端末にシグナルを送り交通量をモニタリングするセンサーを設置しようというのです。スマート道路の誕生です。専門家は、この仕組みが将来の自動運転搭載車の基礎になると考えています。

もちろん、スマート道路に興味を示しているのはイギリスだけではありません。米国はミシガン州でもプロジェクトに取り組んでいます。道路や交差点に専用端末をしかけ、テストとして車3000台がワイヤレス通信システムを搭載して走り、互いに情報を交換できるプロジェクトに取り組みました。道路と車の間で情報をやりとりすることで、より安全にかつ効率的に交通が回るというのが、本取り組みの鍵となります。

スマート道路の取り組みは、なにも最先端技術がないとできないというわけでもありません。例えば、オランダのデザイン事務所は、道路に次世代塗料を用いることで、気温と連動して反応する仕掛けを提案しています。気温が一定以上にさがると道路に雪のマークがでたり、夜になると光ったりというアイディア。

デザイナーのDaan Roosegaarde氏はこう語ります。「オランダで運転中にふと思ったんだ。何百万とコストをかける道路なのに、なぜデザインや仕組みに誰も注目しないのか、とね。それから、ルート66の未来を想像し始めたよ。テクノロジーがコンピューターのスクリーンから飛び出して、真に生活の一部となる世界をね。」

The Guardian, Wired

Image via Shutterstock

そうこ(ADAM CLARK ESTES 米版