ピーナッツバターの匂いが、アルツハイマー病診断に役立つ(動画)

ピーナッツバターにまさかの使い道がありました。

ある特定の香りが、リラックスや沈痛作用があるのは知っていましたが、まさか病気の発見にもつながるとは。それも、ピーナッツバターの匂いとは。

アルツハイマー病は、まず嗅覚に関係する嗅皮質、特に左脳に関する部分に影響がでやすいと言われています。タマネギを切って涙がでるのも、匂いが嗅官と三叉神経に作用するため。つまり、匂いには脳に関係する何かがある、と。今回フロリダ大学が研究したは、その匂いとアルツハイマーの関係。

今回行なわれた実験では、テーブルスプーン程度の量のピーナッツバターをカップにいれ、鼻からカップまでの距離を物差しではかりつつ匂いを嗅いでもらうというもの。カップをまずは比較的遠くに持ち、そこから匂いがわかるまで1センチずつカップを上げて距離を縮めていきます。

すると、このテストででてきたパターンとアルツハイマーにおけるパターンに関連があることがわかりました。アルツハイマー病と診断されている患者は、左の鼻で匂いを察知するためには、右の鼻よりも平均して10センチほど近づけねばなりませんでした。

もちろん、まだ研究段階ではありますが、これは家庭でアルツハイマーを診断する簡単なやり方。あくまでも診断のキッカケ、一因でしかありませんけれど。今後の研究に期待がかかります。

[University of Florida via PopSci]

そうこ(PAVITHRA MOHAN 米版