加速度センサーで、各ユーザーの端末を識別できる研究が進む

加速度センサーで、各ユーザーの端末を識別できる研究が進む 1

手の中のスマートフォンを見つめてみる…。

ユーザーの動向を追ってデータを集め、それを解析してマーケティングに役立てるというのはいつの世の中もあること。最近では、スマートフォンやパソコンの使い方、ネット上の動きがリサーチ対象となり、怖い様な気持ち悪い様な気もしますが。ネタ元のSFGateが報じたところによりますと、スマートフォンに内蔵されている加速度センサーを使ったトラッキング方法が研究されているといいます。

この研究に取り組んでいるのは、セキュリティ関連の研究者Hristo Bojinov氏。研究では、加速度センサーを使ったデータを解析することによって、個端末を識別することが可能であることがわかりました。ウェブページに加速度センサーデータを取得できるコードを埋め込むことで、観覧しているユーザーから個々のデータを集めることができます。Bojinov氏は、例としてこのページにコードを埋め込み、その動きによってユーザーを識別できるかのテストができるようになっています。

もちろん、加速度センサーの仕事ぶりは完璧ではありません。どれほど精度の高いデータがとれるかは、センサーしだい。今の所、この技術がウェブサイトや広告に導入されているかはわかりません。しかし、Bojinov氏は「誰もこれに気づいておらず、使っていないとは考えにくい」と語ります。

ユーザーの物理的な動きで、端末を識別し動向を探る。これは、ハードの性能が上がれば上がるほど、正確なデータを提供できるということ。不本意に取られちゃう、とも言えますが…。

本研究は、数ヶ月以内には正式に発表される予定となっています。

[SFGate via Slashgear via Verge]

そうこ(JAMIE CONDLIFFE 米版