北京のスモッグを静電気で吸って2000平米の穴を開ける計画(動画)



地上に「電気掃除機」を設営し、北京上空に立ちこめるあの憎たらしいスモッグをこの俺が吸ってやる、と名乗りをあげる人が現れました!


英国のスマートハイウェイ詳細)から発電式ダンスフロアまで毎度斬新な発想で世界を驚かし続けているオランダのダーン・ルースガールド(Daan Roosegaarde)さんです。

風船を頭にこすりつけると静電気で髪が逆立ちますよね? あれと原理は一緒。銅線コイルを芝生の下に埋めて静電場を生み、そこに空からスモッグの粒子を吸い込んで、集まった粒子どもを圧縮、別の用途に使い回すんです。

この計画には北京も乗り気で、氏の上海オフィス「Studio Roosegaarde」と北京市長の間ではこのほど市営公園1ヶ所で試運転を許可する契約が成立しました。

この装置で吸えば、上空には2万2500平方フィート(2090平米)ぐらいの穴が開き、局地的に澄んだ青空が見えます。「2090平方メートル」で今検索しましたら、相模原市の東林保育園の敷地面積埼玉県立岩槻商業高等学校校地南側バレーコートの面積がヒットしましたよ。なるほど。その穴の下に大勢の人が集まる様子が目に浮かぶようですね。

今回デザインするのはスモッグのない状態ですね。そこにやり甲斐を感じています」、「僕にとってデザインは別に椅子とか照明とかテーブルである必要はないんです、オランダのデザインというとどうしてもそういうの想像しちゃうけど。僕は生活を実現・改善するデザインを考えるのが好きなんですね」(ルースガールドさん、ワイヤードの取材に答えて)

なんとか突破口になってくれるといいですね。

おまけ:

手に持って動かすと光るLEDの石「Crystal」(ルースガールドさんは「火星からきたレゴ」と呼んでる)。アートとしても楽しめるけど、「特別な公共交通機関の切符」に活用を考えている自治体もあるらしく、「毎日使うものだから美しくなくていい、なんてことないと思うんだ」とルースガールドさんは話しています。

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ADAM CLARK ESTES(原文/satomi)