二酸化炭素に反応する生き物みたいなオブジェ「SOL Dome」(動画あり)

二酸化炭素に反応する生き物みたいなオブジェ「SOL Dome」(動画あり) 1

大きなハチの巣みたいに見えるこのオブジェの名前は「SOL Dome」。相互につなげられた数千もの繊維で構築され、まるで生きて呼吸する植物のように周囲の環境へと反応していきます。

ロンドンを拠点とするデザイン会社Loop.pHが生んだSOL Domeは、ミシガン州ミッドランドで今月末まで開催されている地元の芸術祭のために現地で組み立てられた作品。実物は意外と小さく、大きさ4.8×2.4メートル、重さ40kgとなっています。でも、サイズの物足りなさはその動きで補われてます。

貧弱なワイヤーのようなフレームは、環境に応じて変化する合成繊維で編んだ輪を数千個つなげて作られています。そして太陽電池で動くLEDで照らされ、二酸化炭素センサーによって光のシンフォニーを生み出しています。実際にどういった動きをするかは、下の動画でどうぞ。

さて、構造物の全体デザインにはちょっとした科学的要素も盛り込まれていて、SOL Domeの幾何学構造は炭素原子間の分子結合がベースとなっているそうです。Loop.pH曰く「SOL Domeは建築デザインの未来の基礎となる何か」なのだそう。

「ついに私たちは、植物やその周囲のエコシステムと同じように環境に反応・適応する全く新しいタイプの建築ビジョンを持つことができました。私たちは、太陽に従って光合成したり動いたり向きを合わせたりする、生きた建築物を夢見ています。それは住む人がその形状や機能に対して積極的に働きかけることができる建築物です」

疑問をちょっぴり脇に置いておけば、たしかに生きてるっぽい感じがしますね。

SOL Dome, Loop.PH via DesignBoom

LESLIE HORN(Rumi 米版