後ろも見て! 体感するインフォグラフィックス「Subjective World」

後ろも見て! 体感するインフォグラフィックス「Subjective World」 1

なんか作りたくなってくるなぁ。

これはインフォバーンのアートディレクター木継則幸さんと、moff代表の荒川健司さんが共同で制作した「Subject World」というプロダクトを試している写真です。

11月4日まで開催されているTOKYO DESIGNERS WEEK 2013で展示されているモノなんですが、これがまた今まで体験したことがないようなインターフェイスなんです。前からぐわっと来たと思って振り返ったらヤツがまだいた。みたいな、そんな体験ができます。

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こちらが展示物一式です。ヘッドフォンとヘッドセットとマウスで構成されてます。

プロジェクト名は「Subjective World」です。情報を自分視点で見れるデータビジュアライゼーションという手法が使われたもので、インフォグラフィックをただ画面で見るだけじゃなく、体験できると言ったら分かりやすいかなと思います。

これを被ると、3Dで360度に広がる空間が目の前に表れ、無数に出現する3Dの物体が自分に向かって流れてきます。ただ単に物体が流れてくるだけかと思いきや、ちゃんと後ろを向くと物体が通り過ぎていく様子も見れます。自分を中心として、物体が前から後ろへ流れていく感じです。

この物体には、車だとプリウス(180km)やフェラーリ(350km)。スポーツだとスキー(251km)とか4ジャンル4種類の時速が設定されています。ただ情報を見てるだけとは違って、自分の体を使って体感できるリアルなインフォグラフィックスです。

後ろも見て! 体感するインフォグラフィックス「Subjective World」 2

「メーカーや企業に属していなくても、オープンな状況の中で制作のインフラが整いつつあるから、アイデアがあればそれを活用して面白いものを個人で作れちゃうんですよね。1つ1つの技術やコンテンツを繋げていけば、こういう新しい体験が個人でも生み出せることを示したかった」 とは、共同制作者木継さんのお言葉。

後ろも見て! 体感するインフォグラフィックス「Subjective World」 3

このプロジェクトはUnityというゲームエンジンと、Oculusというヘッドセットを組み合わせて開発されています。 展示物の下を特別に見せてもらいましたが、まんまPCが設置されています。このPCで生成されている映像を、USB経由でOculusに送って、それを人間が見るという構成です。

木継さんはこんなことも言ってました。「今後プロトタイピングが一般化していくだろうから、試しに作ってみたりするハードルは低くなっていく。これからもっと楽しくなると思う」。

僕は開発はできない人間なんだけど、トラックパッドをポチポチするだけで簡単に、かつ分かりやすく(これ大事)作れるようなツールができるといいなぁと思いました。

デザイナーズウィークはこのほかにも様々な展示やイベントが実施されます。この前ギズで取り上げていたRAPIROもありますよ。4日までの開催なのでお時間ある方はぜひどうぞ〜。

出展者 | 木継則幸(INFOBAHN)/荒川健司(moff) , TOKYO DESIGNERS WEEK2013

(大野恭希)