Wi-Fiを光で発するLi-Fi電球で中国が150Mbps実現!?(動画あり)

Wi-Fiを光で発するLi-Fi電球で中国が150Mbps実現!?(動画あり) 1

Wi-Fiを電波ではなく光で発する今注目の新技術「Li-Fi」。

これを応用し、上海復旦大学が中国国内ブロードバンドの平均接続スピードよりまだ高速接続なLi-Fi電球をつくったと、新華経済(Xinhua)が報じました。

この試作品の電球にはマイクロチップが埋め込まれていて、ここから最大150Mbpsのシグナルが発せられ、1ワットのLED電球1個でそばに置いた4台のコンピュータをネットに繋ぐことができるのだとか。150Mbpsというと私が今繋いでるスピードの約3倍もありますよ(今調べました)。

Li-Fiの魅力はなんといっても、その安さ。電球とLi-Fiをセットで買えば、それでもうネット接続環境が確保できる。こんな安上がりな設備投資はないですものね。

研究班は来月上海で開かれる業界ショーにサンプルキット10種の出展を予定しています。蛍光電球からLED電球への移行が中国国内で急速に進む中、中国政府もLi-Fiは実用化・商用化の方向で取り組んでいる、と新華(Xinhua)。もちろん広く普及するまでにはまだマイクロチップの設計と製造をどうするのかっていう問題も片付けなきゃなりませんけどね。

Li-Fiといえばエジンバラ大学のハラルド・ハース(Harald Haas)教授が命名し、PureVLC社で実用化を進めている技術なわけですが、BBCからの取材に対し同社広報は、まだ動画・写真などの証拠がひとつも出ていないのでなんとも言えないと、コメントを控えています(Physより)。

以下はハース教授が2年前にTEDで行ったデモなのですが、こちらは6:00からLi-Fi電球の実働シーンが出てますよ。3ドルのLED電球に信号処理用技術を埋め込んで、ちっちゃな穴からシグナルを出して下で受けるという、たったそれだけのことなのに、シグナルが大量に転送されて、大輪のバラが美しく花開くHD映像が画面に映しだされてゆきます。

光を手で遮ると花は止まって、手をどけるとまた花開く。今見ても感動。

Xinhua via ZDNET

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Image credit: Shutterstock/Peshkova

satomi(LESLIE HORN/米版