自分の手で組み立てる! DIYのかわいいコンピューターキット「Kano」

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中学校の情報の授業の時にこういうの作りたかった!

イギリスを拠点とするスタートアップ企業のKanoが、子供向けのコンピューターキット「Kano」の資金調達をキックスターターで達成しました。

「Kano」はARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピューター「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」をベースに、USBキーボードやオリジナルケース、スピーカーを組み込んで自分だけのコンピューターを作れるキットです。また付け替え可能な計3色のケースの底蓋やシールも付属します。コードもカラフルで可愛いですね。

プロジェクトの期限である、2013年12月19日までにキックスターター上で支援すれば、1キットあたり送料込みで119ドル(約1万2000円)で購入可能です。これは安い...

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この「Kano」の特徴は独自のOSである「Kano OS」をインストールすることで、子供でも画面上に何がどこにあるのか一目で分かるインターフェースを備え、直感的にプログラミングできる「Kano Blocks」を通してコンピューターの仕組みやプログラミングの作り方などが学べることです。また本体にはHDMI出力やオリジナルのスピーカー、Wi-Fiも備えており、立派なパソコンとして使えます。

一応「子供向け」として販売されるのですが、その拡張性やそれを使って出来ることは大人顔負けなのです。

たとえば「Kano Blocks」はブロックを並べ替えて、数値を操作するだけでPythonやJavaScriptとして書き出しできるプログラミング環境です。これを使うことで簡単なゲームや音楽、映像を作ったり、ゲーム「マインクラフト」の世界を作り替えることも出来ちゃうんです。

この製品に使われている「Raspberry Pi」は既に世界中のクリエイターにより活用され、3Dプリンタで作られたロボットキットAirPlayレシーバーなど様々なプロジェクトが生まれています。「Kano」の素晴らしいところは、何と言っても子供でも簡単に作って触れる製品に落とし込んだところではないでしょうか。

将来WindowsやAppleなどの高価なハードウェアやソフトウェアに縛られない、オープンソースハードウェアな環境に親しむ子供達が作り上げて行く未来を想像したら胸が熱くなってきますね。

[Kino via ASCII.jp]

(徳永智大)