アップル、大きめiPhoneを2パターン開発中? 4.7/5.5インチが来年秋発売とBloomberg報道

アップル、大きめiPhoneを2パターン開発中? 4.7/5.5インチが来年秋発売とBloomberg報道 1

いよいよ来年、iPhoneが大きくなる?

アップルの新製品の噂はいつだって絶えません。一部のものは実際に発売されますが、たいていは夢のまま終わります。そんな中でも、大きめサイズのiPhoneの何度繰り返し流れています。そして今回はBloombergから「大きめiPhoneが2種類、来年秋の発売に向けてアップル本社で準備中」という説が伝わってきました。

Bloombergの情報は、まだ初期なのでもやっとしてるところもありますが、以下3つのポイントにまとめられます。

  1. アップルが開発中の新iPhoneには2つのモデルがあるそうです。ひとつは4.7インチ、もうひとつは5.5インチ。どちらも、現行のiPhone5/5c/5sの4インチディスプレイよりは大きいですが、Android端末では4.7インチがだんだん標準になってきています。5.5インチモデルに関してはいわゆるフォン+タブレット、「ファブレット」になると思われます。

  2. これら新iPhoneには「エッジが下向きにカーブしたガラス」が使われます。カーブガラスが使われるとすれば、あとは程度の問題です。Lumia 800みたいなさりげないスロープなのか、Galaxy Roundみたいなカーブを前面に出したものなのかってことです。前者の方が、作りやすさとかコストという意味で可能性が高いと思われます。

  3. アップルはいろいろなレベルの圧力を検知できるセンサーの強化にも取り組んでいます。これは来年のiPhoneで使える状態になっているとは予想されていませんが、2015年には目玉機能になりそうです。多分これはゲームとかアート、教育系ではいろんな展開がありそうです。特にファブレットと組み合わせるなら、なおさらです。

ネタ元がBloombergだし、この情報を信じない理由は全くありません。とはいえ、Bloombergを信用しつつ、これらの機能が来年、またはいつかのiPhoneに搭載されるかどうかについては疑問を持ったっていいはずです。

アップルは同業他社と同様、研究開発にはかなりの投資をしています。たとえば2013年には、研究開発に45億ドル(約4460億円)を注ぎ込むことができているんです。ちなみにそれは、米Yahoo!の2012年の売上と大体同じくらいです…。

ただ、アップルが開発してるものをアップルがいつか売り出すものって考えちゃうと、ちょっと問題があります。たとえば「3インチの廉価版iPhone」がクパティーノのアップル本社に存在してたこともあるでしょうし、もしかしたら今この瞬間、ティム・クックCEOが5.5インチのiPhoneをコースター代わりにしてるかもしれません。でも、だからってそんなiPhoneがいつか必ず店舗に並ぶかっていうと、そんなことはないんです。

たとえばサムスンとの特許訴訟の過程で、iPhoneのプロトタイプがこんなにあったことがわかったりもしています。

アップル、大きめiPhoneを2パターン開発中? 4.7/5.5インチが来年秋発売とBloomberg報道 2

この画像の端末に関する噂は、開発当時なら、今回のBloombergの情報と同じくらい正しいものだったはずです。ただこれらは、実際には日の目を見なかったんです。

大きめサイズのiPhoneは、いつかは実現するかもしれません。そうならないように、サムスンだってGalaxy Notesをたくさん売ってます。カーブしたガラスがiPhoneに搭載される日も、いつかは来るかもしれません。そうすれば黒い直方体だらけの中で、差別化できます。それからタッチセンサー技術も、アップルに限らず他社でも、改良しようとしているはずです。

でも、何かを作ろうと努力するのと、実行するのは別物です。来年後半の発売を計画するのは、本当に発売するのとは全然違います。市場のニーズも変わってくるし、製造上の制約もたくさんあるし、より良いアイデアが浮かぶこともあるでしょう。だからもしかしたら来年、カーブ型ディスプレイのアップル製ファブレットが出るかもしれませんが、本気で期待はしない方が良さそうです。

Bloomberg

Brian Barrett(原文/miho)