アップルが初代Kinectセンサーを制作したPrimeSense買収、3Dの動きに本腰か

アップルが初代Kinectセンサーを制作したPrimeSense買収、3Dの動きに本腰か 1

アップル買収劇は続く。

アップルが3Dセンサー技術のPrimeSenseを買収しました。PrimeSenseと言えば、イスラエルの会社で、マイクロソフトの初代Kinectセンサーを開発した会社です。

もちろん、この買収によってアップルがXbox Oneに対抗するゲーム機を作ろうとしていると考えるのはあまりに安易。その可能性はかなり低いでしょう。が、アップルが3Dに対してついに本腰をいれてくる、という見方は十分にできます。アップルは、ここ数年に渡って3D関連技術の特許申請を行なっています。それを使った端末の姿はまだ見えてきませんが、興味があるのは確かでしょう。

例えば、2009年にアップルはハンズフリーの3Dディスプレイに関する特許申請を、また3Dディスプレイプロジェクションの特許申請もおこなっています。そして今度のPrimeSenseの買収とくれば、アップルがまだ世間に秘密にしている大きな興味は3Dの世界にあるのではと考えるのももちろんのこと。

また、PrimeSenseが開発しているセンサーも近年躍進を遂げていました。例えば、今年始めには、一般消費者向けの次世代3Dスキャナーの開発にPrimeSenseのセンサーが採用されました。これは、たったの数分で立体的な物をスキャンして複製できるという物。周辺環境が整えば、iPadでスキャンするなんてこともできるようになるのかもしれません。が、何より興味が湧くのは、業務提携ではなく買収することで、どこまでアップルらしい独自な使い方ができるのか、ということ。

この買収に関していくらでも憶測はできますが、一方で、時に具体的な計画がないままにテクノロジー系子会社を買収することもありえる話。実際にその技術がいきてくるのは、これから何年も先の話かもしれません。アップル製品に3Dセンサーが加わって何ができるのかと思うと、わくわくしてきます、ね。ね!

IDG

そうこ(ADAM CLARK ESTES 米版