米国のへんてこ州法を写真で表現「ポケットにアイスいれちゃダメ」「プールで自転車に乗っちゃダメ」

2013.11.23 12:00
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ヘンテコな決まりがあるもんだ。

ウソでしょ? 都市伝説でしょ? というような決まりが世界にはあるようです。日本でも各地方自治体が定める条例の中にはユニークなものがありますが、米国の州法はそのユニークさが桁違い。そんな様々な州法を取り上げて、違法とされる行為を写真に収めたのが、写真家Olivia Locher(オリビア・ロヒャー)さんの作品「I fought the Law」。へんてこ州法の背後には、実は地域ならではの歴史があるものも。50州全てをヘンテコ州法写真で制覇したいという進行中のプロジェクト。今すでにある作品の中からいくつかmオリビアさんのインタビューも交えて紹介します。

ちなみに、トップ画像はテキサスの州法「子どもが変な髪型をしてはいけない」というもの。現に、2011年に13歳の男子が違反により停学処分を受けました。


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ウィスコンシン州:「レストランで出す全てのアップルパイは、チーズと共に提供しなければいけない

この州法は、アップルパイに限ったものではなく、正確にはレストランで提供する全ての食べ物メニューには必ずチーズとバターをつけなければならないというもの。もちろん、アップルパイのようなデザートメニューも同様です。このヘンテコな決まりは現在ではすでに廃止されており、適用されていたのは1935年から1937年のほんの数年。当時、世界恐慌を乗り切るために地元の食材を提供し地元経済を活性化させようという事情がありました。


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アリゾナ州:「ディルドを2本以上所持してはいけない

オリビアさんは、作品を作る上で1番大変なのはユニークでオリジナリティ溢れる州法を探すところだといいます。ユニークなものを見つけると、実際に現地の人にそんな法律を聞いたことがあるかを聞き込み。ヘンテコ州法は多くの場合、昔々に作られたものがほとんどで、「現代では問題ないが削除するには費用がかかってしまう」という理由でそのまま放置されているというのが現状のようです。


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ハワイ州:「耳にコインをいれてはいけない


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アラバマ州:「後ろのポケットにアイスクリームのコーンをいれてはいけない

お尻ポケットにアイスコーンをいれてはいけないというのは実に古い州法。その昔、馬を盗む時に、馬を誘惑する手段として泥棒が使ったやり方が、ポケットにアイスコーンをいれるというもの。そうすることで「盗んだんじゃなくて馬が勝手についてきた!」と言い訳ができたから。なので、この法律ができました。これは、オリビアさんお気に入りの州法。


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コネチカット州:「跳ねないピクルスをピクルスと定義してはいけない
オリビアさんにとって最も撮影が大変だった州法。ピクルスを上手く跳ねさせるのが難しい。


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デラウェア州:「ウエスト周りがぴっちりしたズボンを履いてはいけない


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カリフォルニア州:「プールの中で自転車に乗ってはいけない


シリーズはまだまだ続いており、オリビアさんが今注目しているプロジェクト進行形の州法もたくさんあります。例えばこんなもの。テネシー州の「中をくり抜いた丸太を売ってはいけない」アイダホ州の「個人の敷地から道にゴミを掃き出してはいけない」オハイオ州の「男性の写真の前で服を脱いではいけない」。

この中で破ってみたい州法は?という問いかけに「カリフォルニア。プールの中で自転車に乗ってみたいです」と答えたオリビアさん。今のところ、作品は全てニューヨーク州かペンシルベニア州で撮影されており、両州の作品はまだないことから、どの州法もまだ破っていないといいます。

まさにユニーク、ヘンテコ州法。


Olivia Locher

そうこ(ALISSA WALKER 米版

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