ピアノでチェロ。ダ・ヴィンチ幻の楽器、初上演(動画あり)

一見ふつうのグランドピアノですが、鍵盤を叩くと…こ、これは…!!

レオナルド・ダ・ヴィンチが5世紀前に構想したきり埋もれていた幻の楽器「ヴィオラ・オルガニスタ」が再現され、人類に初めてその妙なる調べを披露しました。まさに天の音色。

ヴィオラ・オルガニスタはハープシコードとピアノとチェロ、それぞれの特性を備えています。

ピアノでチェロ。ダ・ヴィンチ幻の楽器、初上演(動画あり) 1

ピアノはフェルトのハンマーで弦を叩きますが、ヴィオラ・オルガニスタは弦の下に大きなホイールがあって、それがぐ~るぐる回ってバイオリン弾きの弓のような役割りを果たすんです。

このホールを回すのが足ペダル。弦は、ピアノみたいな鍵盤で選びます。音は弦楽器なのに、コントロールは歯切れ良いピアノ調で、従来のどの楽器とも違う、不思議な調べですね。

仕掛けをクローズアップの動画で見てみると、ひゃあ…ガクンブルンっていう、このペダルの動きが…。

ダ・ヴィンチのスケッチとメモをもとにヴィオラ・オルガニスタを再現したのは、ポーランド人ピアニストで楽器職人のスラウォミール・ズブリツキ (Slawomir Zubrzycki)さん。足掛け3年、5000時間もの歳月を要した労作らしいですよ。

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初上演はポーランドのクラクフ音楽アカデミーで行われました。この楽器が実際作られたという記録はどこにも残ってないので、規模の大小問わず、本当にこれが初お披露目です。巨匠ダ・ヴィンチ自身も聴くことなく生涯を終えたのかと思うと、感無量ですね。

UPDATE:日本の小渕晶男氏のガイゲンヴェルク(ヴィオラ・オルガニスタ)復元秘話擦弦鍵盤楽器「ヴィオラ・オルガニスタ」製作秘話講演会と演奏会のご案内

[The Age]

ROBERT SOROKANICH(原文/satomi)