続報:メキシコの放射性物質強奪事件、6人組の身柄確保

続報:メキシコの放射性物質強奪事件、6人組の身柄確保 1

狙いは放射性物質じゃなかった?!

先日お伝えした、メキシコでトラックが強奪された事件に進展がありました。

トラックに積まれていた放射性物質コバルト60が、広範囲に渡って放射性物質をばらまくダーティ・ボムの材料になりうるため、悪の手に渡ってしまったら…と、危惧されていたこの事件。

問題のコバルト60が犯行現場から40km離れたところで発見されたのはお伝えした通りですが、ワシントン・ポスト紙によると、犯人と思しき6人の男が確保されたそうです。

犯人たちは、トラックの中身を知らずにトラックを襲った可能性が高く、そのためにケースを開けたと考えられます。彼らがコバルト60に触れた可能性があるという事に対し、メキシコ原子力安全委員会のMardonio Jimenez氏はこう語っていました。

(コバルト60に)触れた人は深刻な放射能汚染に見舞われるでしょう。

しかし、同紙の続報によれば、拘束された6人のうち1人は吐き気を訴えたものの、全員が病院での検査を終え、そのまま司法の手に引き継がれたとのこと。

犯人グループからしてみれば、ただのトラック泥棒のつもりだったのかもしれないこの事件。トラックの中身が中身だけに大騒ぎとなったわけですが、放射性物質の取り扱いを見直すいい機会になるかもしれませんね。

Image by Spectral Design/Shutterstock

[Washington Post via Verge, Washington Post2]

たもり(米版/Jamie Condliffe)