Androidを作ったアンディ・ルービン氏、今度はリアルなアンドロイドを作ってた

Androidを作ったアンディ・ルービン氏、今度はリアルなアンドロイドを作ってた 1

Google X以上に未来なプロジェクト。

Androidの父と呼ばれたアンディ・ルービン氏が今年初めにその地位から退いたとき、彼はその後個人的に興味のあることを追う予定とだけ言われていました。フェードアウトしちゃうの…?とも心配でしたが、今週のニューヨーク・タイムズのインタビューで、彼はグーグルの秘密プロジェクトで新種のロボットを開発中であることがわかりました。

ルービン氏はニューヨーク・タイムズに対して、現在ロボット工学のチームを率いていることを明かしました。それはグーグルの中でも新しい研究開発を手がけるGoogle Xとはまた別の新組織ですが、すでに「新世代のロボットを作るべく、技術を持つ会社をひっそりと7社買収」しているそうです。買収された会社の中には、ヒト型ロボットを開発してきた日本企業のシャフトとか、コンピューター・ビジョンシステムやロボットアームを開発するIndustrial Perceptionといった会社があり、関連する技術のパーツを次々と集めているようです。さらにルービン氏はグーグル本社にほど近いパロ・アルトと日本にオフィスを構えて、ロボット技術者を積極的に採用しています。

グーグルの経営陣はルービン氏のプロジェクトを「Moonshot」(途方もなく冒険的なプロジェクト)と認識していて、その中身や目的についても口を固く閉ざしています。でも「このプロジェクトについて知っている数人の人物」によれば、彼らのロボットはアマゾンの倉庫で使われてるような、製造とか小売の裏側で使われるタイプのもので、個人向けに販売されるようなものではないそうです。そしてその中身はどうあれ、ルービン氏自身はこのプロジェクトの成功を信じているようです。

僕は今までも、趣味を仕事に変えてきました。最高の仕事です。エンジニアであり、モノ作り好きでもあると、自分自身のために何を作ろうかって思い始めるんです。

具体的にどんなロボットを作ってるのかとか、どれくらい役立つものかはまだわかりません。ニューヨーク・タイムズでは、「(アマゾンの配送ドローンみたいに)Google Carから降り立って、荷物を届けるべく玄関に向かうロボットもアリじゃないか」と言ってます。そのリアルなアンドロイド、Androidみたいにたくさんの人が使うものになるのかどうか、これからが楽しみです。

New York Times

Jamie Condliffe(原文/miho)