有名アートを掛けたネジたち(ギャラリーあり)

有名アートを掛けたネジたち(ギャラリーあり) 1

縁の下の力もちに、今光りがあたります。

アートとは何か、芸術とは何か。議論しだせば終ることがないでしょう。しかし、1つ間違いなく言えるのは、アートとは実に主観的なものであるということ。見た者がどう感じるか、その感じ方によって芸術は変わっていくのでしょう。ブラジルのクリエイティブディレクター、Marcelo Pena Costa(マルセロ・ピナ・コスタ)さんが、アートだと感じたのはこれです。ネジ。有名な作品を裏から支え壁にかけたネジ。

リオで行なわれたアート展を追って、展示後のネジを集めたのがこのプロジェクト。キース・へリングやダミアン・ハースト等、有名芸術家の作品を支えたネジが1つ1つ光をあてられ、写真に収められています。写真左下には、掛けた作品とその作品の作者名が記されています。

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…気づいた人もいるかもしれまんせが、これらのネジが本当に有名作品を掛けたものであるかどうか、その証拠はありません。アート展の後に、そこらへんに転がっていたただのネジかもしれないわけで。コスタさんのプロジェクト自体が、どこかジョークを含んだ部分もあります。が、あの美術館のあの作品の裏には、作品に相応しい環境を作りだすための努力があった、たくさんの部品があった。そういう考えに触れるのもこれまた一興、そう思います。

Marcelo Pena Costa

そうこ(JORDAN KUSHINS 米版