長いのか短いのか…。日本で初めてネットが繋がってからもうすぐ30年

2013.12.25 11:00
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来年で30周年!

日本におけるインターネットのお父さん的存在である村井純さん。慶應義塾大学環境情報学部長を勤める村井さんは、今年日本人で初めて、「インターネットの殿堂」入りを果たされて話題になりましたね。この殿堂、WWWの発明者であるティム・バーナーズ・リーなどが名を連ねていて、世界的にすごく権威があるものなんです。

村井さんが初めてコンピューターをネットにつないだのは1984年。来年で30年になります。WWWが実装されたのが1990年なので、その6年前に日本でネット接続がなされていたなんてちょっとびっくり。

なんでも、当時慶應大学から東工大へ籍を移した村井さんが、慶應大学とファイル交換やソフトウェアの受け渡しなどをしていて、両大学間でのやりとりが活発化していたんだとか。でも、その作業がだんだん大変になってきて…。

ちょうどその当時は翌年(1985年)からの通信の自由化(NTT民営化、電気通信事業法改正)を控えて、モデムフォンの商品比較などが雑誌でたくさん掲載されていたそうです。それを見て、「電話回線にモデムをつけて、計算機同士を繋げたら面白いんじゃないかな」というになって、予算をなんとかやりくりして慶應大学と東工大のコンピューターを繋いだのが日本で初めてのインターネット接続となったのでした。20万円弱で300bpsだったそうですよ。た、高いしめちゃくちゃ遅い…。

このエピソード、何かに似てるなって思ったら、Apple Iを作ったジョブズとウォズたちの若かりし日と重なるところがあるような気がします。大きな企業とかじゃなくて、自分たちの手で新しい試みをやっちゃうところとか。村井さんは1955年生まれの58歳。年齢もジョブズやゲイツと同じですよね。

ネタ元の無限大では、村井さんが当時の試みをじっくり語っています。村井さんのチャレンジがなかったらインターネットの発展がもっと遅れていたかもしれないんですよね…。今では当たり前に使っているこのテクノロジー。30年で技術はここまで進むのかぁ。感慨深いですね。


Mugendai(無限大)

(ギズモード編集部)

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