インターネットのおかげ! 約20年の時を経て祖母が残した謎が解き明かされる

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ネット住人のヌクモリティ感じる良い話。

ある一家が約20年に渡り抱えていた謎について、ネットで相談してみたところ、あっという間にその謎が解けちゃったそうです。ハンドルネームJannaKさんは、家族が抱えるとある謎を解決すべくコミュニティサイトMetaFilterに投稿しました。その謎というのが、彼女のお祖母さんがかつてインデックスカードに書き残した文字列の意味。1996年に癌で亡くなったお祖母さんは、一見意味を成さないようなアルファベットの文字列をカードに書き連ねていたのです。投稿によると、お祖母さんは少なくとも同様のカードを20枚以上残したそうですが、そこに記された暗号らしき文字列が何を意味するのかは、誰にも分かりませんでした。しかし最近になってJannaKさんのお父さんがそのカードの1枚を発見したことから、彼女はネットの助けを仰ごうとコミュニティに投稿したんだとか。

さて、お祖母さんの死後から長いこと謎のままだった文字列ですが、MetaFilterコミュニティメンバーの手にかかることたった14分! ものの見事に解読されちゃいました。

この文字の羅列は、聖書に記されている祈祷文にある文言や神様への祈りを構成する単語の頭文字だけが並んだもの。つまり、寿命が残りわずかなお祖母さんが最期に遺した祈りの文章だったのです。カード裏面の文字列が一番判読しやすかったため、それによってパターンが明らかになり解読に至ったんだとか。

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メンバーのharperpittが指摘するように、カード裏面(1)OFWAIHHBTNは…祈祷文「主の祈り」の一節を構成する単語の頭文字となっています。

Our Father who art in Heaven, hallowed be thy name...

(訳:天にまします我らの父よ願わくはみ名をあがめさせたまえ)

お祈りのような文言とパターンに気付いたコミュニティのメンバーたちは、少しずつカードの表面も謎解きを始めました。例えばTYAGFLTMPAATは、「thank you Almighty God for listening to my prayers and answering them(全能なる神よ、我が祈りを聞き、お答えくださり感謝します)」というように、神様へのお祈りと感謝の言葉が綴られていたと分かったのです。表側の文字列が解析されていく過程が気になる方は スレッド(英語)をチェックしてください。推測の域を出ていないものの、文字列はこういう意味なんじゃないかというやりとりが活発です。

カードの表面については解釈が正しいのか分からない部分があるものの、インターネットを通じた心温まる話であることには間違いありません。ギスギスしたニュースが多いなか、こういう話を聞くとなんだかホッコリしますね。

Mario Aguilar(米版/たもり)