iPadはインテルが1994年に考えた名前で、iの意味がアップルと違う

2014.01.31 22:00
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もしかしてiってインテルのiなんでしょうか…なんてね。

iPhone、iPadからデザイン盗用してコンニャロ~とサムスンを訴えてるアップルが、iPadという名前はインテルから拝借していたようです。

iPad的なタブレット端末のアイディアは、スタンリー・キューブリックの1968年の映画『2001年宇宙の旅』でも出てくるし、米大手新聞会社ナイト・リッダーが1994年に発表した「未来の新聞はこうなる」という動画にも出てくるわけですが、iPadという名前は誰も先に考えてない、と思われてきました。ところが…

インテル元VPのアブラム・ミラー(Avram Miller)氏が1994年6月30日付けのAPの記事でちゃっかり言及していたんでございますよ。

ミラー氏は記事中、インテルが考える「information furnace(情報のかまど)」を中心とした未来の家を語っているんですが、その中に「I-pad(information padの略*)」というミョーな名前の端末が出てくるんです。

APの記事にはこうあります。

「端末の中にひとつ面白いのがあって、部内ではこれをI-pad(information pad)と呼んでいる」と(アブラム・)ミラー氏は言う。 「フラットパネルのスクリーンがついてる端末で、その上で書いたり、タッチしたりできる。話しかけると、声で答えてくれる。ワイヤレスで安価で家の中ではいろんな形で使えるんだよ」

”I-pad”の原始形としては、アップルコンピュータのNewton、モトローラのEnvoy、IBMのSimonがある。いずれもコンピュータ処理能力と通信機能を備えたものだ。


インテルが1994年に思い描いた「I-pad」は広義で、未来の家に繋がりそうなものはなんでも一網打尽にできそうな感じですが、名前と家電との関連性には無視できないものがあります。アップルのiPadが華々しくデビューする15年前にもうツバがついていたんですね。

因みにインテルはその後、2001年(訂正!)にCESでIPAD端末を発表したんですが、結局鳴かず飛ばずで消えた経緯もあります。

インテルはアップルを訴えるようなこともしなかったけど、逆の立場だったら訴えられてた、かも?


写真:インテル所蔵アイオワ州シーダーラビッツ・ガゼット紙1994年7月4日付け記事

*どうでもいい蛇足ですけど、インテルiPADのiって「information」だったんですね。アップルのiは「internet」とか「individual」とかいろんな意味ありますけど、訳者的にはアップル復帰後しばらく暫定CEO(interim CEO、iCEO)の肩書だったジョブズが大衆向け製品に片っ端から「i」つけて仲間を増やしたって説が好きです。


MATT NOVAK(原文/satomi)
 

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