iPhoneがサーマルカメラになるケース「FLIR ONE」

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見えないものが見えるかも!?

ガジェットの祭典・CESにはiPhoneアクセサリも山盛り出展され過ぎてて、その99.99%まではご紹介しきれません。でも残りの0.01%の中に、これぞお宝!ってものがあります。今年のそんな掘り出し物がこれ。主に業務用の赤外線サーマルカメラを作ってきたFLIRが、犯罪捜査に使われてたりするのと同じサーモグラフィ技術をiPhone 5/5Sケースの中に詰め込んでくれたんです。これを使えば、映画で見るようなサーモグラフィをiPhone上で、リアルタイムで見られるんです。

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FLIR ONEにはバッテリーが内蔵されてて、これはFLIR ONEに搭載のふたつのカメラの電源になるのはもちろんですが、iPhone本体を充電するときにも使えます。

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ふたつカメラがあるのは、ひとつが赤外線検知用、もうひとつは普通のカメラだからです。2種類のカメラが捉える画像を専用アプリが合成して、サーモグラフィに普通の画像の輪郭がオーバーレイ表示されます。だから人とかモノとか、文字だって認識しやすくなってます。このオーバーレイ表示はFLIRのカメラとしては初と思われるんですが、きっとサーモ慣れしていない一般ユーザーにも使いやすくするための配慮なんでしょうね。

このケースを付けるとスリムなiPhoneがちょっと大きくなっちゃいますが、赤外線カメラを手に入れられるんだから小さなトレードオフじゃないでしょうか。FLIR ONEはiPhone対応版が先に発売されますが、メジャーなAndroid端末に対応したバージョンも追って発売予定とのことです。

今年春~初夏に発売のFLIR ONE、気になるお値段350ドル(約3万7000円)の予定です。価格のわりに、必要性とか利便性とかこれで人生がうまくいきそうとかいう感じが全くしないんですが、何が見えるのか探索するのも楽しそうだし、少なくとも他の人とかぶらないiPhoneケースにはなるでしょうね。

FLIR

Andrew Liszewski(原文/miho)