ニューヨークの下水道を旅してみた(動画あり)

2014.01.12 22:00
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とても賑やかな街、ニューヨーク。でもマンホールの下に広がっていたのは静寂でした。

「地球上にいるのは自分ひとりかと思うくらい。ニューヨークでは珍しいほどの静けさだ。」そう語るのは都市探検家であり写真家のスティーブ・ダンカン(Steve Duncan)さん。ショート・フィルム「A Beautiful Waste」の撮影のため、ニューヨークの下水道を探検しました。

ダンカンさんによると、現在の下水道のインフラはかつてのニューヨークに広がっていた水路をなぞっているそうです。ニューヨークの下水道の成り立ちについて、自身のサイト Watercoursesでこのように説明しています。


ニューヨーク・シティの都市化の流れに伴い、NYに点在していた川、池、泉水、沼地、湿原帯のほとんどがなくなってしまったように見えるでしょう。でも、この認識は間違っています。というのも昔の水路の面影はいろんな形でこの街に残っているからです。例えば道路のルートでいうなら、ロウアー・マンハッタンにあるウォーター・ストリートは、昔流れていた小川のルートを辿っていたものでした。地名や通りの名前になって受け継がれているものもあります。キャナル(Canal)・ストリートはオランダ統治下に機能していた運河(Canal)からとったもの。といった具合にね。


下水道を探検する際に、カメラマンでもあるダンカンさんはそこに似つかわしくないような美しい光景に遭遇すると写真を撮影するそうです。

ただでさえ、魅力の尽きないニューヨークですが、また違う表情を見た気がします。下水道のイメージをガラリと変えてしまう美しいショットの数々は3分26秒ごろからお楽しみ下さい。 

因みにダンカンさんは、「Undercity」という作品ではニューヨークの地下鉄を探検したので、興味のある方はこちらもどうぞ。


Aeon

たもり(SARAH ZHANG /米版

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