幸せホルモン「オキシトシン」まとめ

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なんだか最近、周囲で妙に「オキシトシン」というホルモンの名前を聞きます。

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「包容ホルモン」「幸せホルモン」。

セロトニン、メラトニン、ドーパミン、エンドルフィンなどに並ぶ人気ホルモンになりそうです(「人気ホルモン」って流行りの食べ物みたいで変ですが)。

で、あんまりあちこちでオキシオシンオキシトシンと聞くので、ザッと調べてみると……

オキシトシン:Wikipedia

臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用されてきており、その歴史は長い。

スキンシップの秘密!! 脳内ホルモン「オキシトシン」が愛情を深め記憶力を増すとの調査結果:IRORIO

このオキシトシンが分泌されることで愛情が育まれ、信頼する気持ちがお互いに強まるという。さらにオキシトシンには記憶力を活性化させる効果があり、学力向上に間接的に影響するといわれている。

【さみしがり屋必見】さみしさを一瞬で消せる幸せホルモン「オキシトシン」を簡単に分泌させる3つの方法:RocketNews24

オキシトシンが出ると幸福感を得られるだけでなく、ストレスからくるイライラも軽減される。さらに、お酒を飲んだ時のほっこり安らぐ感じに似たリラックス感も得られるとのこと。

心と体の疲れがスーッと消える10の習慣:PHP Biz Online 衆知

7、家族団らん。

8、夫婦、恋人とのふれあい。

9、感情を素直にあらわす。

10、親切を心がける。

 7~10はオキシトシン分泌を促し、セロトニン神経も活性化させます。

セロトニンとオキシトシンで毎日が変わる 鎌田實氏が語る「今、日本に必要な新・脳内革命」:日経ビジネスONLINE

 日本ではまだ認められていませんが、欧米ではオキシトシンの点鼻薬が売られていて、日本でも輸入品がネットで売られています。理想はオキシトシンが分泌されるような習慣を身につけておくことですが、どうしても足りない人は、オキシトシン・スプレーを鼻からひと吹きするのもいいかもしれません。

自閉症の新たな治療につながる可能性 ~世界初 オキシトシン点鼻剤による対人コミュニケーション障害の改善を実証~:東京大学

オキシトシン点鼻スプレーを1回投与したことで、健常群で観察される、表情や声色を活用して相手の友好性を判断する行動が増え、内側前頭前野の活動が回復し、それら行動上の改善度と脳活動上の改善度が関与しあっていました。

幸せホルモン「オキシトシン」は嫌な記憶を強める2面性を持っている。「幸せ過ぎて不安なの~」は正常な反応:Amrit不老不死研究所

オキシトシンは幸せな環境で分泌され幸せを高めてくれるものの、その作用の一つとして嫌な記憶を思い出させ、不安を増強する作用があるようです。よく彼氏とラブラブな女性が「幸せすぎて不安なの~♪」と言っているらしいですが(直接聞いたことはありませんが)、この反応はオキシトシンの作用に基づいた正常な反応なのかもしれません。

「愛情ホルモン」オキシトシンのダークサイド:wired.jp

「今回の研究で、オキシトシンの影響下では、同じグループに属する仲間への優遇が増えることを確認できた。これは、裏を返せば、自分のグループに属さない人を排除することでもある」

ふむー。基本的にいいことだらけだけど、暴走要素も持ってる、と。

セロトニンやメラトニンが出やすくする生活習慣、というのは最近よく情報として出回っていますが、これからはそれに加えてオキシトシンも意識した生活習慣を考えると良いのですね。「親切を心がける」ってのがとりあえず手掛けやすいですかね。

2014年はオキシトシンで幸せいっぱいになりますように。

(清田いちる)