100年以上前の自撮り写真が発掘される

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天然のフィルタ!

古い写真って、Instagramでどんなフィルタをかけても出せない雰囲気がありますよね。写る人の写真1枚1枚にかける意気込みが違うのか、ボケとかムラのある感じのせいか。

上の画像は、左が1920年、右は1909年に撮影されたもので、Q&AサイトのQuoraで「ベスト自撮り写真」を募集する書き込みに応じて寄せられたものです。投稿したのはトム・バイロンさんで、写ってるのは曽祖父のジョセフ・バイロンさんとそのお友達の写真なんだそうです。

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「五番街のセント・パトリック教会向かいのMarceauスタジオ屋上にて、1920年12月」とメモされてます。

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こちらは1909年、ジョセフ・バイロンさんが自撮りしたもの。

トムさんはこれらの写真の背景も付け加えてくれました。バイロン家は写真一家で、トムさん自身やその息子さんも写真家だし、写真に映る曽祖父さんとその息子さんも写真家だったそうです。

ジョセフ・バイロン・クレイトンは、大体1863年か1864年からその父ジェームズの写真スタジオを手伝っていたらしい。が、1867年までには、ロンドンでサンダーソンっていう写真家のアシスタントになっている。[…]1887年終わりから1888年初め頃転居し、ノッティンガムのスミシーロウ1番地の写真家として記録されている(出典:Wright、1888年)。が、数ヵ月後には荷物をまとめてアメリカに向かい、妻と長女とともに1888年9月20日、ガリア号に乗ってニューヨークに到着した。[…]彼はフリーの報道写真家としてIllustrated Americanなどで仕事をし、その後舞台写真の世界に入って長くキャリアを積んだ(出典:Simmons、1999年)。

ジョセフ・バイロンさんの生涯についてはこちらにかなり詳細に書かれてます。彼のスタジオのビジネスカードもいろいろ変遷してるんですが、どれも味があります!

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当時はプロの写真家にとっても、写真って今より貴重なものだったはずです。それでも自分を撮りたい!って思いは、今と変わらなかったんでしょうね。

Ashley Feinberg(原文/miho)