冬の恵みで音楽を。氷の楽器で演奏される欧州の幻想ミュージック8選

冬の恵みで音楽を。氷の楽器で演奏される欧州の幻想ミュージック8選 1

真冬の寒さと熱い抱擁を交わしている今日この頃、みなさまいかがおすごしでしょうか? 極寒の日には美しい景色にふれる心の余裕もなくなりがちですが、そんな氷点下の道具を使って美しい音楽を奏でるクリエイターたちがいます。

シンプルなパーカッションから複雑なオーケストラに至るまで、実験的な音へと生まれ変わってゆく氷たち。美しくも風変わりなH2O幻想ミュージックの世界をお楽しみください!

アイス・ミュージック・フェスティバル(ヤイロ、ノルウェー)

ノルウェーのミュージシャン兼作曲家テリエ・イースングセット(Terje Isungset)さんは、1999年からその才能を研ぎ澄まし、今では世界で最も有名な氷の音楽大家。彼は今年最初の満月にあわせて、地元ノルウェーのヤイロで第9回アイス・ミュージック・フェスティバルを開催しました。

フェス開催中の3日間、出演者たちは氷で製作したチェロやハープ、ホーン、ドラムなどの楽器を使ってライブに登場。オンラインで公開されている曲もいくつかありますが、このアンビエントさは記憶に残るような美しさですよね。氷の楽器って、鳴り響く音も一期一会なんだろうな。民族楽器と同じかそれ以上に繊細そう。

ちなみに来年のアイス・ミュージック・フェスティバルは2月5〜7日に開催。今からチケット予約もできるみたいです。

アイス・ミュージック(ルレオ、スウェーデン)

もしも氷の楽器でセッションするなら、やっぱりイグルー(イヌイットが氷雪の塊で造る冬の住居)に勝る場所はありませんよね〜。というわけで、スウェーデン・ラップランド北端へ向かう途中の街ルレオ(北極圏から100km程度の地域)は、冬季限定でアイス・ミュージックの家となります。

このイベントを始めた氷の芸術家ティム・リンハルト(Tim Linhart)さんは、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、バンジョー、マンドリン、ギター、ドラム、シロフォン、ローランドフォン…と多岐に渡る氷の楽器を自らの手で製作していますが、それらの音は見た目以上に印象的。トリップしそうな照明効果とユーモアセンスによって奏でられる曲は、たとえば1960年代のサーフ・ロッカーThe Chantaysの「Pipeline」だったりします。真冬の北極圏付近でパイプラインってどんな猛者ですか…。[The Local

Etnobit Percussion Group(バイカル湖、シベリア)

「そ、そんな即席でいいの?」という感じですが、これは楽しそう! 2500万年前に誕生した世界最古の湖、バイカル湖で天然の氷を叩いて音を奏でるロシアの冒険家たちがこちらです。こんなのでたらめだというコメンテーターもいますが、そんなの別にいいんですよ信じたいんですよ! [Siberian Times

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JORDAN KUSHINS(Rumi /米版