スポーツファンはつらいよ? Facebookデータが明かす負け試合のダメージ

スポーツファンはつらいよ? Facebookデータが明かす負け試合のダメージ 1

まさに明暗分かれる。

今年も米国プロアメフトリーグの決勝戦、スーパーボウルが開催されました。米国人の多くの方々はお友達と一緒にチキン・ウィングなど食べて盛り上がっていましたが、出場チームのどちらかを本気で応援してる人は盛り上がってばかりもいられなかったようです。

というのは、上のグラフをご覧ください。これは、あるチームを応援してる人は試合観戦中は勝っていても負けていてもネガティブな気持ちになり、負けると試合終了後もなかなか気分を回復できないことを示してるんです。

上のグラフは、今シーズンのNFL(アメフトリーグ)の試合中、出場チームのファンがFacebookで発したネガティブな言葉に対するポジティブな言葉の割合(以下ポジティブ度)を示しています。勝ったチームのファン(win)と負けたチームのファン(loss)は、各チームに「いいね!」しているかどうかで判別されていて、それぞれ緑と赤の線で表されています。

全体的な傾向として、勝ったチームの方が最後はポジティブになるので、そこは想像通りです。でも興味深いのは、勝ったチームの方は試合前から若干ポジティブ気味だってことです。そしてもうひとつ、負けた方のファンは試合が終わってからもずっとネガティブなままになってしまうんです。

スポーツファンはつらいよ? Facebookデータが明かす負け試合のダメージ 2

この現象はもっと長期スパンでも見られます。上のグラフは、各チームのファンのFacebookにおけるポジティブ度を試合の日を起点に区切って表したものです。グラフ内のピンクの部分は、そのチームが負けた部分です。それぞれのチームは3回ずつしか負けていないんですが、それでも、いやそれだけに、ポジティブ度がガクっと下がっていて、次の試合まであまり上昇しません。1週間ばかりずっと「負けた」ってことに気分を支配されちゃうんでしょうか…。しかもここでグラフになってるのは、今回のスーパーボウルで対戦したリーグ最強の2チーム、デンバー・ブロンコスとシアトル・シーホークスのファンのポジティブ度なんです。他のもっと弱めのチームだとどうなっちゃうんでしょうか?

つまりスポーツチームを応援するのは楽じゃない…ってことが、Facebookのデータから裏付けられたんですね。

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Kyle Wagner(原文/miho)