成人の皮膚細胞から毛の生える幹細胞できた、世界初

2014.02.04 22:00
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ハゲ対策と言えば残った自毛脱いて薄くなったところに植える自毛移植か育毛剤かカツラぐらいですけど、ペンシルベニア大が成人の皮膚細胞を、毛包再生可能な幹細胞に戻すことに成功したと発表、もしや育毛科学に革命がくるやもしれないと期待が持たれています。

成熟細胞を、毛包が育つ特定タイプの幹細胞に変えたのは今回が初めて。実験したのは同大医学大学院のXiaowei George Xu准教授で、成果は今週の「Nature Communications」に掲載中です。いや~万能細胞のニュース続きますね。

研究ではまずヒトの皮膚細胞の種別のひとつである皮膚線維芽細胞を用意。これを多能性幹細胞(人体のどんなタイプの細胞にでも形を変えることが可能。2004年に実現したテクニック)に変える遺伝子を加え、さらに遺伝子操作を行い、上皮幹細胞(成長した毛包の中に見つかるタイプの幹細胞)に変えました。

で、この上皮幹細胞をマウスに移植してみたら、毛包がしっかり装備されたヒトの肌ができ、そこから毛皮質の成長も確認された、というわけです。毛、きた!

でも「深夜のインフォマーシャルに今すぐ新育毛テクニックがくる!」と喜ぶのはまだ早い! 人間の抜け毛は2つの異なるタイプの細胞に影響を与えるんですね。それが上皮細胞と真皮乳頭なんですが、後者の方はまだ再生できていないのです。

しかし患者さん自身の細胞から新しい毛包を育てることが可能となれば、ひたいや生え際が後退してる人だけじゃなく、やけど・事故で髪を失った犠牲者の再建手術にも革命が起きそうですね。育毛温泉キャップも要らないし、これは期待大です。


[UPenn via PopSci]

Image: Shutterstock / Ilya Andriyanov

ROBERT SOROKANICH(原文/satomi)

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